「まだまだ着られる洋服がサイズアウトしてしまった」「好みの服のテイストが変わってしまった」など、さまざまな理由で着なくなった洋服が眠っている方も多いですよね。
そのまま捨てるには勿体なく、かといってリサイクルショップに持ち込むほどでもないといった場合、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
自分が着なくなった洋服を、洋服を必要としている人たちに届けることによってクローゼットも心もすっきりするかもしれません。
今回の記事では、古着の寄付先や方法についてまとめてみました。
古着寄付の方法について
古着寄付の主な方法として、以下の5つの方法があります。
- 団体を通じて寄付する
- 地域の廃品回収を利用する
- 孤児院や児童養護施設に直接古着を寄付
- ファストファッションのショップに寄付する
- 買取ショップで寄付する
このうち、団体を通じて寄付する場合は送料の取り扱いについてあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
送り主が送料を負担するだけで受け入れてくれる団体が多い一方で、別途手数料が必要となることがあります。
おすすめの支援団体・ボランティア
ここでは古着の寄付を受け付けている団体の中から、おすすめ先を3つ取りあげてみました。
こども服未来ファンド
こども服未来ファンドは、「着られなくなった子ども服を未来へつなごう」といったスローガンをもとに活動している支援団体です。
着られなくなったこども服を回収・リユースし、そこで得られた資金の一部を「子供の未来応援寄金」へと寄付しています。
送料負担のみで利用できますが、綺麗でダメージの少ない子とも服、指定ブランドの物、新生児サイズ~160サイズまでなど、さまざまな指定が設けられているので注意が必要です。
詳しくは公式サイトにてご確認ください。
市民ボランティアかなう
市民ボランティアかなうは、40年ほどの活動実績がある市民ボランティア団体です。
回収した商品をリユース、もしくはリサイクルし、そこで得られた資金を海外支援等に役立てています。
さまざまな商品の回収を受け付けており、衣類については新品・未使用品または洗濯済みの綺麗な状態の服であれば受付可能です。
その他、細かい指定については公式サイトで確認ください。
特定非営利活動法人 洋服ポストネットワーク協議会(通称:洋服ポスト)
洋服ポストでは、集めた衣類を海外の古着マーケットで販売し、誰かのお気に入りとしてリユースしてもらうほか、集まった衣類の重量に応じて環境保全や社会貢献活動に支援金を寄付しています。
基本的に、使える状態の衣類であればなんでもまとめて回収をしていますが、汚れや破損がひどい場合には受け付けてもらえないことがあるので注意しましょう。
また、寄付の方法としては洋服ポスト窓口に持参するか、郵送(送料自己負担)の2パターンとなっています。
洋服ポストの設置場所や送り先については、公式サイトで確認ください。
ユニクロ・無印・GU・H&Mの回収サービス
ユニクロや無印、GUやH&Mといったファストファッションのお店でも、衣類回収サービスが行われています。
ユニクロとGUのリサイクルBOX
ユニクロとGUでは各ショップに専用のリサイクルBOXが設置されており、着なくなった衣類の回収を受け付けています。
ただし、ユニクロとGU以外の商品は受け付けていないので注意しましょう。
参考:ユニクロ公式サイト
無印良品のリサイクルサービス
無印良品の商品であれば、ショップ定員に声をかけることで回収してもらえます。
回収対象商品は無印良品の衣料品(下着、靴下を除く)、タオル、シーツ・カバー類です。
また、一部店舗ではサービスを実施していないため、最寄りの店舗に問い合わせてから利用することをおすすめします。
参考:無印良品公式サイト
H&Mの衣類回収プログラム
H&Mの衣類回収プログラムでは、各店舗で不要な服や布地の回収を受け付けています。
H&Mではブランドやコンディションを問わずに回収を受け付けているほか、古着と引き換えに次回の買い物に使えるお礼のクーポン券もゲットできるのも魅力的です。
参考:H&M公式サイト
まとめ
今回の記事では着なくなった服や古着の寄付について、お伝えしました。
自分では着る機会のない洋服が困っている人の役に立つと思うと、なんだか嬉しいですよね。
まだまだ着られる洋服が手元に残っている人は、ぜひこの機会に寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
寄付先をしっかりと選んで、納得のいく寄付をしてみてください。