皆さんは、自販機を利用したことがありますか?
DyDo自販機といえば日本のどこかしこに設置されており、冬の温かい缶コーヒーや夏の冷たい飲料に心安らいだ経験をお持ちの方は少なくないはずです。
近年、SDGsという言葉がトレンドとなっており、注目を集めています。SDGsとは、2015年に国連で定められた持続可能なよりよい世界を目指す国際目標です。今、世界の企業経営者たちはその経営の価値やあり方というものが問われる時代になっているのです。
今回は、DyDoグループがこのSDGsにいかに向き合い経営を行っているか、またその具体的な取り組みについてご紹介致します。本記事を読めば、DyDoグループのサステナビリティな支援や取り組みを知ることができます。
是非、最後までご覧ください。
DyDoグループのSDGsに対する考え方
出典:dydo.co.jp
誰もが馴染みのある自販機ですが、そのルーツは家庭や事業所に救急箱を配置する「置き薬」という薬販売のビジネスでした。そこからドリンク剤をつくり、ドライブインで運転手の眠気覚ましのために小型の自販機を置きドリンク剤の販売を開始。その後、缶コーヒーをその自販機に置くスタイルへと変わっていったのです。
「お客様の求めるものをお客様の近くでお届けする」という当初からの経営理念は今もなお次代へと引き継がれ、企業全体に浸透している点は、DyDoグループの強みです。
グループミッション2030年達成に向けた3つの経営指針
出典:dydo-ghd.co.jp
今、私たちを取り巻く環境は大きく変化を遂げています。DyDoグループは、その目まぐるしい変化の中で、これまでの事業の延長で物事を考えるのではなく、少し先のありたい姿を見据えた上で、事業を推進していくことが必要だと考えているようです。そこでDyDoグループはグループミッション2030(上記添付資料参照)を掲げています。
また、2030年の達成に向けて「社会価値」、「環境価値」、「経済価値」の3つの経営指針を以下のように定めています。
<社会価値>
「世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトするDyDoグループへ」
<環境価値>
2030年までに
国内飲料事業の自社排出
カーボンニュートラル
国内主要グループ会社の自社排出量
50%削減(2020 年度比)
<経済価値>
2030年1月期 連結ROIC 8%以上※ROIC・・・企業もしくは事業の稼ぐ力を評価する指標
DyDoの具体的な取り組みについて
次に具体的な取り組みについて紹介していきます。
サステナブルな自販機を全国展開へ
出典:unicef.or.jp
DyDoは、脱炭素社会の実現が重要な課題だと捉えつつも、まずは限りある資源をいかに効率的に使うか、資源循環型社会にどう取り組んでいくかを考え、2030年までにめざす目標の設定をしました。
出典:dydo.co.jp
DyDoは、お客様と共に持続可能な社会をめざすための新たな取り組みとして、「LOVE the EARTHベンダー」の全国展開をスタートし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをより強化しています。
基本価値として、自販機の年間消費電力量に相当する「再エネ指定の非化石証書」により、自販機稼働時のCO₂排出量を実質ゼロとしています。
また、カーボンニュートラル対応自販機を1台設置ごとに1本植林するキャンペーンの実施の他、 “プラスチックごみを減らしたい”というニーズに応えるアルミボトル缶飲料のラインアップを拡充。LOVE the EARTH シリーズとして、現在6商品を展開中(今後変更あり)。
DyDoグループのその他、「みんなのLOVE the EARTH PROJECT」としての活動についてはこちらをご参照ください。
https://www.dydo.co.jp/sustainability/lovetheearth/
高齢者活躍の支援
出典:unicef.or.jp
DyDoは豊富な経験をもつ定年退職者に対し、働きなれた環境でやりがいをもって勤務してもらうことを目的に、高齢者再雇用制度を充実させ、再雇用希望者を積極的に雇用しています。また、本制度はベテラン層から次世代の従業員への知識やノウハウの伝承にもつながっています。
短時間勤務
出典:unicef.or.jp
DyDoでは、仕事と育児や介護の両立をめざす従業員を支援するため、短時間勤務を選択できる体制を導入しています。これにより12歳以下の子どもを養育する期間は、1日2時間を上限に労働時間を短縮することが可能になっています。
また要介護状態にある家族を介護する従業員は、1人の家族につき最長3年間まで、1日2時間を上限に労働時間を短縮することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。身近な存在である自販機の大手のDyDoのサステナビリティな経営理念とその取り組みついて知り、何だかDyDoを応援したくなったのではないでしょうか。今度、自販機を利用する際にサステナビリティな視点で商品購入をしてみると新たな発見が見つかるかも知れません。