出典:nagano-sdgs.com

世界全体が「SDGs」という同じ目標に向かって動き出している今、企業もそれぞれが独自の方法でSDGsに取り組んでいます。

「山翠舎(さんすいしゃ)」もまた、SDGsへ熱心に取り組む会社の一つです。

山翠舎の主な事業は「古木」を活用した設計や施工。

古民家の買取再生なども手がけています。

山翠舎のSDGsにマッチした事業は、知れば知るほど理想的であり、現代にとっていかに必要な構造であるかがわかるはずです。

この記事では、山翠舎の取り組む事業とSDGsの繋がりについて、詳しくご紹介していきます。

これからSDGsを実践的に取り入れていきたいと考えている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

山翠舎は「全方よし」システムの事業を実現でSDGsに貢献

出典:sansui-sha.co.jp

SDGsが本格的に重要視される前から山翠舎は、「循環」を大切に事業を展開してきた会社でした。

「事業」というと、「事業者」と「利用者」にとっての理想的な形をイメージするかも知れません。

一方で山翠舎は、「事業者」と「利用者」だけでなく、「社会」や「地球」「未来」「地域」そして「SDGsのパートナー」をも幸せにする自然の循環を活用し「持続可能性」を実現させています。

まさに「全方よし」のシステムを「古木」をキーワードに作り上げているのが、山翠舎です。

山翠舎のSDGsは古木を通して循環することにある

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「古材専門工事」を請け負っているのは、山翠舎の特徴のひとつです。

古木や古民家は扱いが難しく、管理も手間やコストがかかるため、建築には専門家の知識が必要になります。

建築・施工会社へと古木を提供するだけでなく、必要があれば自らが古木の専門工事を行うことで、古木の普及へと貢献するのが業務の一環です。

こうしてSDGsに求められる、他会社との「パートナーシップ」による目標達成にも貢献しています。

「古民家」を活用し気候変動への対策を施す

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古民家が焼却処分されれば廃棄物が増えるだけでなく、CO2の排出があり環境への悪影響をおよぼします。

山翠舎ではこうした環境への負担に対し、古民家の活用を通して寄り添うよう事業を展開。

CO2の削減に対する活動は、SDGsの13番目の目標である「気候変動に具体的な対策を」や15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」に貢献しています。

古木を活用することで、必要以上の森林伐採の流れをせき止め、代わりに発展途上国への植樹が活性化されることも視野に入れているといいます。

このように、目の前の問題だけに取り組むのではなく、事業を通した環境への循環を全体的に作り上げているのが山翠舎なのです。

山翠舎の取り組むSDGsは世間の先をゆく

出典:sansui-sha.co.jp

今までの「企業」のあり方は、世の中に貢献していることを重要視されてきたやもしれません。

しかし現在では、人や社会が「自然」と同じ輪となり循環しようとしなくては、いずれ行き止まってしまうようになりました。

「環境への負担をいかに軽減させられるか」とずっと考えてきた山翠舎は、これからもさらに

「全方よし」の貢献をもたらすでしょう。

まさにSDGsを事業全面的に取り入れた、理想的な企業と言えるでしょう。

山翠舎はこの「持続可能な目標」に対し「SDGs」としてではなく、もともとの事業の一環として視野に入れ、事業を展開してきました。

その結果、時代が山翠舎に追いつき、SDGsを世間が積極的に取り入れるようになったのが今です。

環境への配慮は自分たちへの配慮につながる、まさに現代の人たちが気づかされたことを、山翠舎ははやくから気づいていたのでしょう。

山翠舎の今後の事業展開にも、期待したいですね。