【ロッテ】がピンクユニホーム着用で試合!チャリティオークションに出品
プロ野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」は、6日に乳がん撲滅のための支援活動「ピンクリボン基金」に418万5548円を寄付すると発表しました。
5月8日のソフトバンク戦で、ロッテの選手はピンクのユニホームを着用して試合を行いました。これは「FRANCK MULLER PINK MOTHER’S DAY」という「母の日」に関連したイベントの一環です。その時に着用したピンクのユニホームがチャリティオークションに出品され、その売り上げが寄付されたのです。
ピンクユニホームはフランク ミュラー氏がデザイン!
このピンクユニホームは、乳がんの啓発を訴えるピンクリボン活動のPRの一つで、ロッテは2021年にもピンクユニホームを着用して試合を行っています。今年はこのピンクユニホームのデザインを、ピンクリボン活動に賛同した時計産業で有名なスイスのフランクミュラー氏にお願いしたそうです。
ロッテの井口監督は「乳がん撲滅啓発にロッテとしても少しでも協力したい」と今年もピンクユニホームの着用を決めたとコメントしています。
着用されたピンクのユニホームがチャリティオークションに出品され、落札された金額と試合時に設置された募金箱やグッズの売り上げを合わせ、乳がんの撲滅活動団体認定NPO法人J.POSHの「ピンクリボン基金」に寄付されました。
佐々木朗希のピンクユニホームは67万7000円で落札!
チャリティオークションでの落札額上位3人は、佐々木朗希投手が67万7000円、次に松川虎生捕手で34万円、続いて藤原恭大外野手で25万2000円とのことです。
選手のあたたかい思いがこもったスタイリッシュなピンクユニホームは、ファンにとっても貴重な一品だったようです。
「乳がん啓蒙活動」ピンクリボン運動
ピンクリボン運動とは
ピンクリボン運動とは、1980年代にアメリカで開始された運動です。この時期アメリカでは乳がん患者が増加しており、亡くなる方も多くいたそうです。
そのため、「乳がんで亡くなる女性を少しでも減らそう!」と、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療を促進する目的で活動がはじまり、徐々にその輪は広がっていきました。
ピンクリボン運動の広がりによって、今では多くの女性に乳がんへの正しい知識や、マンモグラフィーでの検診の重要性が実感されています。
日本でも、「ピンクリボンフェスティバル」や「ピンクリボン温泉ネットワーク」など、さまざまなピンクリボン運動が行われています。
ピンクリボン基金情報
ピンクリボン基金は、乳がんの撲滅支援団体「認定NPO法人J.POSH」が受け付けている寄付になります。
「認定NPO法人J.POSH」は、「乳がんで悲しむ人を一人でも減らすために」と、乳がんへの啓発活動や、乳がんの患者さんに対してのさまざまな支援を行っている団体です。
啓発活動だけではなく、お母さんを乳がんで亡くしたお子さんを支援する「J.POSH奨学金まなび」なども行っており幅広い支援活動を展開しています。
厳しい審査を通過した信頼のおける団体なので安心して寄付が行えます。