人気の若手女優『広瀬すず』って?

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広瀬すずは1998年6月19日生まれの女優・モデルです。圧倒的な知名度で、若手女優のなかでは知らない人はいない程に人気を博しています。2012年に『ミスセブンティーン2012』でグランプリを獲得し、セブンティーンの専属モデルになったことをきっかけに、2013年には女優デビューを果たし現在まで新進気鋭の若手女優として活躍を続けています。そんな女優やモデルとしてのイメージが強い広瀬すずさんですが、実はチャリティー活動にも取り組んでいます。本記事ではそんな広瀬すずさんがこれまで行ってきたチャリティー活動にフォーカスして紹介していきます。

広瀬すずが行っていた寄付について

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広瀬すずさんはこれまでに様々なチャリティー活動をしているので、そのいくつかを紹介していきます。

広瀬すずは静岡市の様々な学校に寄付をしている!

 広瀬すずさんの出身は静岡県静岡市です。広瀬すずさんが21歳だった当時、静岡市内の小中学校合わせて24校と、その他多くの高等学校にたいして、新型コロナウイルスの対策としてハンドジェルの寄付を行いました。地元の学生たちに感染予防をして安全な生活を送ってほしいとの思いから今回を寄付に至ったそうです。寄付の内容は500ミリリットルタイプのハンドジェルを各学校に12本ずつ提供するというもので、それぞれに直筆の応援メッセージを送るなどの心遣いもされています。新型コロナウイルスへの厳重な対策が求められる教育現場では、慢性的に消毒関連の設備が足りていないという声も多く、現場からは非常に多くの感謝の声が届きました。それらについて、各学校のブログなどで紹介している事例があるので、紹介していこうと思います。

広瀬すずさんのメッセージや寄付先からの感謝

  ★同市立清水高部東小学校

  ー感謝の気持ちでいっぱい。すずさんが地元を大切に思っていることが伝わりうれしく思う。子どもたちにはすずさんのように、自発的に行動できるように成長して欲しいー

  ★静岡市立高等学校

  ー今回送って下さったハンドジェルを使って、自分自身そして仲間を守るためにも熟考して行動していきたいと思います。本当にありがとうございました。広瀬すずさんのご健康とご活躍を市高生一同お祈り申し上げますー

  ★静岡県立韮山高等学校

  ー届いたアルコール消毒液は、生徒の利用率が高い昇降口と体育教官室前の2ケ所に設置されています。

 広瀬さんから届いたメッセージには「当たり前のように登校できる日が1日でも早く訪れることを願っていました。学校が再開して楽しい時間を過ごせているといいなと思いますが、まだこの先も油断せず感染を防ぐためにも、是非このアルコールジェルで除菌を続けていってください。みんなで頑張ろうね。勉強、部活動、応援しております」とつづられていました。広瀬すずさん、ありがとうございましたー

  ★浜松市立高等学校

  ー静岡市出身の広瀬すず様から、新型コロナ感染拡大防止用のアルコール洗浄型ハンドジェルのご寄付をいただきました。全国的にアルコール洗浄液が不足する中、広瀬様の出身市ではない本校にもご寄付いただいたことに大変感謝しています。今後大切に利用させていただきます。本当にありがとうございましたー

いかがでしたか?寄付を受けた学校の感謝の声は他にも各学校のホームページなどで数多く紹介されていますので、興味がある方は是非のぞいてみてください。

2020年は消毒用アルコールが不足していた

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これまで紹介してきた広瀬すずさんが行ったハンドジェルの寄付についてですが、後々疑問に思われることを防ぐためにも寄付が行われた当時の状況について説明していきます。広瀬すずさんが静岡市の数多くの学校にハンドジェルの寄付をおこなったのは2020年のことで、この年は新型コロナウイルスが本格的に蔓延してきた混乱の年でした。それまでは今では当たり前であるアルコール消毒などの設備も、設置されていない場所も多かったのです。しかし、新型コロナウイルスが蔓延したことによってアルコール消毒などの需要が一気に高まり、供給が追いついていない状況にありました。2020年は薬局やスーパーなどでアルコール消毒の類が売り切れでなかなか手に入らなかったという経験をした方も数多くいらっしゃると思います。そんな当時に、広瀬すずさんがおこなった大量のハンドジェルの寄付は、非常にありがたいことだったのです。

WFPチャリティーエッセイコンテストの審査員も務めてた

広瀬すずさんはハンドジェルの寄付以外にも、様々なチャリティー活動に参加しています。その1つがWFPチャリティーエッセイコンテストの審査員をつとめたことです。WFPチャリティーエッセイコンテストとは、世界の恵まれない地域において学校給食を普及する活動をしている国連WFPに関連したエッセイコンテストです。1エッセイにつき給食3日分が国連WFPに寄付され、世界の飢餓撲滅にむけた支援に協力しています。広瀬すずさんは2017年のWFPチャリティーエッセイコンテストにおいて特別審査員をつとめられ、活動の普及に貢献しました。

3.11チャリティオークションに参加したことも

東日本大震災への支援も目的としたチャリティーとして、3.11チャリティオークションという活動がありました。広瀬すずさんはこのチャリティーオークションに参加しており、私物のオークション提供を行っております。オークションなので現在では詳しい内容を見ることはできなくなっていますが、チャリティーオークションに提供した広瀬すずさんと私物の画像などは、今でも確認することができます。

まとめ

いかがでしたか?若手女優として知名度をほこる広瀬すずさんですが、広瀬すずさんは10代の頃から積極的にチャリティー活動に参加していることが分かったと思います。芸能人で寄付を積極的に行い公表している方は他にもいますが、10代のうちからチャリティー活動に参加しそれを世間に広めている方はとても珍しいと思います。広瀬すずさんのこういった活動が、それまで寄付に関心のなかった若者世代にも影響をもたらしてくれると期待します。