『アクティビスト』である紗栄子とは?

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皆さんはタレントでありモデルでもある『紗栄子』さんについて知っていますか?ダルビッシュ選手の元妻であり、ZOZOTOWNの社長でもあった前澤氏との交際などゴシップネタでの印象をもっている方もいると思います。しかし紗栄子さんは芸能人として芸能活動を続ける傍ら、長年寄付活動に熱心に取り組むアクティビストとしての一面もあります。また多くの会社を営む経営者としても有名であり、2022年現在紗栄子さんが運営する事業は5つもあります。本記事ではそんな様々な顔をもつ紗栄子さんの、寄付活動にフォーカスして紹介していきます。

紗栄子のこれまでの寄付活動について

紗栄子さんは最近で言えばウクライナへの人道支援などが話題ですが、長年にわたって様々な寄付活動をされています。

はじまりは2010年の宮崎県で発生した口蹄疫

紗栄子さんの寄付活動が始まったのは、2010年に宮崎県で発生した口蹄疫の支援からです。宮崎県は紗栄子さんの出身地でもあり、当初は個人的に義援金を新聞社に直接届けていたそうです。その後は被害に合われた農家への販売支援やお年寄りや子供たちへの入居施設への支援など、活動の幅を広げていきました。

東日本大震災や熊本地震での寄付

東日本大震災が起きた際には、自身が手掛けるブランド「miraville(ミラヴィール)」から震災復興支援チャリティーTシャツを発売したり、東北発のファッションフェス「TOHOKU COLLECTION 2012」でチャリティーオークション用に私物を提供するなど様々な支援を行っています。熊本地震の際には500万円以上の寄付を公表するなど、賛否はありましたが積極的に支援に取り組みました。

紗栄子が代表を務める『Think The DAY』とは?

『Think The DAY』は紗栄子さんが代表をつとめる非営利法人です。Think The DAYは紗栄子さんが被災地の方々と交流をする中で「被災地にうかがえない時でも何かできることはないか」と考え、予防支援のために設立した団体です。そんなThink The DAYの具体的な取り組みについて見ていきましょう。

3つの特徴にこだわった防災グッズの販売

予防支援など災害に備えるという理念のもと、Think The DAYでは防災セットの販売を行っております。災害時に必要とされるものを一通りそろえており、1セット19800円(送料込み・税込み)で販売しているなど非常に良心的な防災セットとなっております。またこれらの防災セットには以下の紗栄子さん独自のこだわりが詰まっていて、防災に関心のある方には非常におすすめのセットとなっております。

・特徴1「美味しさにこだわった非常食」

災害時に心のささえとなるように、健康面だけでなく味にもこだわった缶飯やパンやお菓子などを詰め合わせています。

・特徴2「感染症対策にも効果的な除菌対策や、気持ちを和らげるメンタルケアグッズ」

携帯しやすいアルコール入りのカード型除菌スプレーなど除菌グッズも充実しており、現代の新型コロナウイルスに気を遣う状況でも安心です。また災害時のこころの負担も考慮して、疲労回復や血行改善にに繋げる効果があるとされるCBDオイルなどの最新のメンタルケアグッズも取り入れています。

・特徴3「防災セットの売り上げはすべて予防支援へ活用」

防災セットの売り上げは全て災害発生時の支援活動に充てられるため、消費者は災害に備えながら寄付が出来るという二重のメリットがあります。

予防支援を目的とした寄付

Think The DAYでは防災セットの販売のほかに、寄付を募集しております。申し込みもThink The DAYの公式サイトから簡単に行うことができ、単発の寄付から定額寄付まで幅広く対応しています。クレジットカードや口座振込など寄付に便利な決済方法に対応しているため、寄付初心者の方でも簡単に寄付を始めることができます。

どうでしょうか?Think The DAYでは初心者も寄付に貢献しやすく、また自身の災害への備えにもなる様々な取り組みがされています。防災セットの内容は寄付と切り離しても非常に充実した内容となっていますので、興味がある方はぜひ公式HPを覗いてみてください。

Think The DAY公式HP

https://thinktheday.org/

批判もある中寄付を続ける理由とは?

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紗栄子さんは約10年間寄付などの支援活動に熱心にとりくみ、そのための団体を運営するなど他とは一線を画した活動を続けられていますが、そのたびに様々な批判にさらされてきました。寄付をして批判されるのも不思議な話ですが、紗栄子さんの理念でもある「寄付を呼びかけることによってより多くの寄付をつのる」ということに対して、寄付を使った売名行為では?といった批判があります。そんな中でも紗栄子さんが継続して寄付活動を続けられる理由について話しているインタビューがあるので、一部を紹介したいと思います。

紗栄子「信念を持ってやっているので、何を言われても何とも思わない。もちろん傷付きますよ。でも鈍感力を身につけていくことが今の時代はすごく大切だなと強く感じています。それは私だけでなく、子どもたちもそう。今はネットでどんな情報でも見ることができるから、誰のどんな言葉を大事にするべきか、それを精査できるスキルを身につけてほしい。厳しくても自分のことを思って言ってくれている言葉と、ただ人を傷付けたいだけの言葉は全く違いますから。」

紗栄子が考える今後の寄付ビジョン

紗栄子さんは持続可能な寄付をするために今後は『EC運営などのビジネス』、『支援活動』、『芸能活動』という3軸をつくり、支援活動を残りの2軸でまかなう予定であるといいます。とくにECサイトの運営には熱意をもっていて、たとえ芸能活動がうまくいかなくなったとしても寄付を続けられるような体制の構築をいそいでいるそうです。

まとめ

紗栄子さんは芸能人の中でもかなり寄付活動に熱心に取り組んでいる方です。芸能活動をする傍ら様々な事業を運営する経営者として活躍する原動力には、そういった寄付を続けたいという強い意思があることが分かります。寄付を呼びかけるたびに賛否両論ありますが、、紗栄子さんにはこれからも信念を貫いて寄付や支援活動に取り組んで頂きたいと感じます。