タレントの指原莉乃さんは2020年7月14日、豪雨の被害を受けた被災地を支援するため、出身地である大分県と日本赤十字社に計2,000万円を寄付しました。
この記事では、27歳の若さで計2,000万円の寄付をした指原莉乃さんの思いや、ファンを含む周りからの反応を詳しくご紹介します。
指原莉乃さんの寄付に対する思い
Embed from Getty Imagesご存じのように寄付は投資や貸付とは異なり、金銭的なリターンはありません。
しかし寄付活動を行った人の中で、その半数以上である59.4%の人が『社会の役に立ちたいと思ったから』という動機で寄付をしたことがわかっています。
引用:内閣府NPOホームページ「実際に寄附を行っている人に、その理由について内閣府が行った調査(平成28年9月)
指原さんも寄付をした動機について、「困っている人を支援したいと思った」と話しています。『困っている人を助け、社会に貢献したい』といった思いが、寄付という形になって実際の行動に反映されているのです。
身近な場所から寄付を始める人もいる
寄付の理由として次に多いのが、『町内会・自治会の活動の一環として』(33.0%)という理由です。地域での活動にきっかけを得て、寄付を行うパターンも多いようです。
寄付をしたい気持ちはあっても、どこから寄付をすれば良いかわからないという人もいるでしょう。そんなときはぜひ身の回りを探して、勇気を出して声をかけてみてください。誰かと一緒なら、寄付に対するハードルも下がります。
参考文献:https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-shirou/kifu-riyuu
指原莉乃さんのファンの反応
指原莉乃さんの寄付に対し、ネット上ではファンから賞賛の声が多く上がりました。
自らの2,000万円を寄付する選択は、簡単にできるものではありません。その選択と決断力が、多くの人の心を動かしました。
もちろん、中にはこの寄付を「偽善」や「売名」などと評価する声もあります。しかし偽善であったとしても、大金2,000万円を寄付した事実は揺らぎません。この寄付額が、指原さんの心の中にある本当の気持ちを表しているのではないでしょうか。
寄付は著名人でなくても批判されるもの
「あなたにとっての2,000万円は私たちにとっての2,000円だもんね」
「わざわざ公表するなんて偽善行為だ」
指原莉乃さんの行動に対するこのような批判があるのは事実です。
著名人であるかないかにかかわらず、寄付行為には賞賛の声とともに批判の声もつきまといます。
しかしたとえその寄付が偽善であっても、自己満足であっても、その寄付金に助けられる人がいるということは忘れてはいけないはずです。
20代~30代の寄付が増加
Embed from Getty Images最近では、20〜30代の若い年代層で寄付をする人が目立つようになりました。
トップYouTuberとして有名なHIKAKIN(31)さん『Yahoo!基金』と共同で『命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金』のプロジェクトを立ち上げ、自身も開始と同時に1億円を寄付したと公表しています。
同じくYouTuberのはじめしゃちょー(27)さんも、このプロジェクトに1,000万円を寄付したとのことです。
他にも、乃木坂46やももいろクローバーZなど、人気アイドルグループも寄付活動を行っています。
日本社会を若手が寄付を通して支えているということは、とても頼もしいことだと言えるでしょう。
指原莉乃さんの思いはつづく
今回の指原莉乃さんの行動に心を動かされた人や、寄付金で助けられた人はとても多いはずです。
彼女の行動力と強い思いがあったからこそ、今回の2,000万円の寄付が実現しました。若く行動力に満ち溢れた指原莉乃さんに、今後も目が離せません。