楽天グループ株式会社の代表取締役兼社長を務める三木谷浩史氏が、ウクライナに10億円の寄付を行うことをTwitterで発表しました。Twitterでは「僕達にできることは本当に限られていますが、家族と相談し10億円をウクライナに寄付することにしました」と記されています。2022年2月27日時点で、5万件のいいねが寄せられています。
また26日には今回の戦争に対するコメントも投稿しています。
楽天のホームページでは、楽天クラッチ募金として【ウクライナ人道危機 緊急支援募金】の受付を開始しました。募集受付期間が2022年2月28日~2022年3月31日で、2022年2月28日時点で550万円以上の寄付が集まっています。楽天ポイントでも募金ができます。
ウクライナの状況
ウクライナの状況は今でも厳しく、民間人にも被害が出ています。26日には、3人の子どもを含む計198人が死亡し、負傷者は1115人にも及びました。依然厳しい状況のウクライナでは、「火炎瓶 作り方」という検索ワードがネット上で急増しています。一般市民が抵抗する意思を示しており、状況はますます深刻化しています。
ロシア国内でもデモが
一方でロシア国内では、ネット上で抗議の声が広がったこともあり、SNS利用に規制がかけられ、TwitterとFacebookの利用が制限されています。プーチン大統領に対する抗議デモが大規模化しており、連日多くのロシア人が参加しています。首都モスクワでもデモが起こり、機動隊を導入して参加者を拘束する場面がありました。
日本でも「戦争反対」の呼びかけ
日本国内でもデモが行われ、26日には渋谷駅付近で日本に住むウクライナ人による抗議デモが行われました。参加者はウクライナの国旗を大きく掲げ、国歌を歌って戦争反対の意思を示していました。また新宿ではロシア人も抗議デモを行い、「ロシア人だが戦争には反対する」と呼びかけていました。
Twitterの反応
今回の三木谷氏の寄付に対してTwitterでは以下のようなコメントが寄せられていました。
また日本人だけでなく、海外からも反応がありました。