松田聖子とは?

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松田聖子さんは1962年3月10日生まれ、福岡県出身の日本のアイドル・歌手・シンガーソングライター・女優です。1980年にシングル『裸足の季節』でデビューし、その後も『青い珊瑚礁』、『夏の扉』、『赤いスイートピー』などのヒット曲を多数リリース。音楽シーンだけではなく、『聖子ちゃんカット』などに代表されるファッションの流行など様々な社会現象を引き起こしました。現在では歌手としてだけではなく、女優としてメディアで活躍するなど幅広い分野で活動を続けています。

震災チャリティーアルバム『アイのうた』で被災地支援

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国民的アイドルや歌手として知名度の高い松田聖子さんですが、これまで行ってきたチャリティー活動を見ていくと『音楽の力』によって数々の取り組みをしていることが分かりました。近年だと震災チャリティーアルバム『アイのうた』に参加し、東日本大震災の被災地支援をしたことが話題となっています。

こちらのチャリティーアルバムには、松田聖子さんや、福山雅治、DREAMS COME TRUEなどユニバーサルと専属契約を結ぶ邦楽歌手約100組のうち、震災直後から歌での支援を申し出ていた79組の過去の作品が1曲ずつ収録されました。このチャリティーアルバムでの収益は全額、東日本大震災の被災地支援として寄付されたそうです。

東日本大震災の復興支援金として中央募金会へ寄付

松田聖子さんは他にも東日本大震災の復興支援として寄付を行っていることが分かりました。2011年に行われた松田聖子さんのツアーでは、収益をNHKの窓口を通じて中央募金会へ寄付したそうです。この時、松田聖子コンサート事務局からは以下のようなコメントが寄せられました。

『ファンの皆様へ。皆様にご支援いただきました、SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2011 “Cherish”の収益の一部を、このたび、NHKの窓口にお預けし、中央募金会を通じて、東日本大震災の復興支援金として寄付させていただきました。皆様、本当にありがとうございました。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。』

この時の寄付についてはチケット発売時に宣伝と連動させることはせず、会場でのアナウンスで知らせたのみだったようです。こういった、人知れず復興支援に取り組む姿が松田聖子さんらしいと感じました。

『エスプリ・ドゥ・フォー』にボーカルとして参加

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松田聖子さんは2012年9月5日に日本先行発売となるフォ-プレイの最新アルバム『エスプリ・ドゥ・フォー』にゲストボーカルとして参加しています。こちらはピアニストのボブ・ジェームスさんが東日本大震災の被災地のミュージシャンと共演し、復興に寄与するべく書き下ろした楽曲『プット・アワ・ハーツ・トゥゲザー』にて実現した企画です。楽曲を担当したボブ・ジェームスさんは被災地でのフェスティバルに参加したり、その後も継続的な東北への支援をするために日本人歌手による『プット・アワ・ハーツ・トゥゲザー』のヴォーカル・ヴァージョンを制作し、その楽曲の収益の一部を復興に役立てる事を希望しました。その際に、ヴォーカルとしてオファーを出したのが松田聖子さんだったそうです。今回の取り組みについて、ボブ・ジェームスさんと松田聖子さんは以下のようなコメントを残しています。

ボブ・ジェームス『東京JAZZでの共演のお誘いを、松田聖子さんが快く引き受けてくださったことに、大変ワクワクしています。聖子さんと一緒に、音楽の普遍的な力がいかに私たちの心を元気づけ、心をひとつにできるか、表現したいと思います。』

松田聖子『ボブ・ジェームスの美しいメロディーに感動し、心が震えました。今回、<東京JAZZ 2012>のステージで、ボブ・ジェームスさんとご一緒して、この素晴らしい曲を歌わせていただけることを本当に幸せに思います。』

まとめ

いかがでしたか。松田聖子さんは自身のツアーの収益を東日本大震災の復興支援として寄付したり、チャリティーソング企画に参加するなど、音楽の力を通じて数多くのチャリティー活動に取り組んでいることが分かりました。松田聖子さんのような国民的な芸能人がこういった取り組みを率先して行うことは、日本にチャリティーの文化を広めるきっかけになると思います。今後も松田聖子さんの活動に注目ですね。