相葉雅紀とは?
相葉雅紀さんは1982年12月24日生まれ、千葉県出身の男性アイドルグループ嵐のメンバーです。嵐として活動する傍ら、ドラマ『マイガール』、『バーテンダー』、『ラストホープ』、『貴族探偵』などに出演するなど俳優としても活躍しています。『天才!志村どうぶつ園』や『相葉マナブ』などのバラエティ番組にも出演し、2016年には『第67回 NHK紅白歌合戦』で白組の単独初司会を務めました。2021年9月には結婚したことを発表しています。
義援金20億円以上の『嵐のワクワク学校』とは?
出典:twitter.com
ここからは相葉雅紀さんがこれまで嵐として行ってきたチャリティー活動について見ていきます。
嵐は2011年から『嵐のワクワク学校』というチャリティーイベントを開催してます。この『嵐のワクワク学校』は東日本大震災の影響による電力不足を受けて、東京ドームでのコンサートを中止する代わりに始まったチャリティーイベントです。2012年以降は通常イベントとして定期的に開催されていました。はじめての『嵐のワクワク学校』では東京ドームおよび京セラドーム大阪を教室に見立てて、嵐のメンバーがそれぞれ授業を行いました。相葉雅紀さんの担当は『モグモグの授業』であり、食をテーマにした内容だったそうです。これ以降も被災地での課外授業として無料招待イベントを行うなど、『嵐のワクワク学校』での取り組みは続いていきました。これらの活動を通して得た収益の多くが東日本大震災や熊本地震などの復興支援義援金として被災地に贈呈されており、義援金は8年間で約20億円にもなったそうです。20億円以上の義援金を集められるなんて本当に驚きですよね。関係者の方からは、相葉雅紀さんを含め嵐のメンバーについて以下のように述べられています。
『みんなテレビのイメージ通り、和気あいあいとして裏表がありませんでした。被災地の人とも同じ目線で接し、子どもたちにも優しいんです。できるだけ現地に足を運ぶことを心がけ、行けない時も教育委員会を通じて学校にノートや筆記用具を寄付するなど、常に被災地の人のことを考えていた印象です。』
出身地である千葉市への慈善イベントで6000万円の寄付
出典:chibanippo.co.jp
相葉雅紀さんは2019年に台風15号で大きな被害を受けた自身の出身地である千葉県を訪問し、被災者支援の一助として嵐が携わるチャリティーイベントで集まった基金から義援金6千万円を県に寄贈しました。他にも相葉雅紀さんは千葉県内の農家を訪れたり、嵐の他のメンバーも駆け付け炊き出しを行うなどの活動をしました。この時のことについて、相葉雅紀さんは以下のようにコメントしています。
『被害に遭われた皆さんのことを思うと心が痛む。僕も千葉県出身で、番組でも千葉県の農家の皆さんに協力や出演をいただいている。すごく心配。今後も僕らにできることを考え、探し、いち早く復旧・復興ができるように、微力だが力になれたら。』
『今でもライフラインが十分使えない皆さんがいるとうかがっている。本当につらい生活をされていると思う。炊き出しや、がれき撤去が必要なら行きたいし、これからもみんなの力を集めて千葉県に長いスパンで支援をやっていけたら』
今回の相葉雅紀さんや他のメンバーからの支援について、目録を受け取った県の石川徹総合企画部長は『1日も早く生活再建に役立てられるように市町村を通じて被災世帯の方々に届けさせていただく』と感謝の意を述べています。
まとめ
いかがでしたか。相葉雅紀さんは自身の出身地が受けた被害への支援や、嵐のメンバーとして行ってきた大規模なチャリティー活動を通じて、多くの人々の支えとなり勇気と希望を与えていることが分かりました。こういった活動にも全力で取り組んできたからこそ、活動を休止した現在でも嵐は日本を代表するアイドルグループであるのかもしれませんね。相葉雅紀さんの今後の活躍にも期待します。