浅田真央とは?
浅田真央さんは1990年9月25日生まれ、愛知県出身のフィギュアスケート選手です。2005年の世界ジュニア選手権やグランプリファイナルで優勝するなど、早くから『フィギュアスケートの天才』として世間に知られていました。2006年に開かれるトリノオリンピックでは年齢制限のため出場が叶いませんでしたが、4年後のバンクーバーオリンピックでは銀メダルを獲得しています。
『浅田真央 Book for Charity』の収益を全額寄付
出典:prtimes.jp
フィギュアスケート選手の浅田真央さんはこれまでに被災地支援など、多くのチャリティー活動に取り組んできました。その中の1つとして、0歳から20歳までの全軌跡を追った本の続編である『浅田真央 Book for Charity』の全収益を日本赤十字社の東日本大震災義援金に寄付したことが挙げられます。こちらの『浅田真央 Book for Charity』は募金額を最大限にするため、書店販売ではなく受注生産販売の形をとり、最終的に15,066,613円もの寄付をしました。
浅田真央による被災地訪問
浅田真央さんは寄付だけではなく、被災地訪問も積極的に行っています。
宮城県にて献花やスケート教室の開催を行う
浅田真央さんは2013年に宮城県仙台市を訪れスケート教室を開いています。この時はソチ五輪の直前でしたが、浅田真央さんは被災地訪問を実施しました。被災した福島県いわき市の小学校校長として、児童を引率して参加した水谷大さんからは以下のようなコメントが寄せられています。
『ソチ五輪の前の大切な時期にもかかわらず、手取り足取り丁寧に教えてくれる姿が印象的だった』
また、浅田真央さんはその2年後の2015年に宮城県気仙沼市を訪問し、鹿折(ししおり)地区の高台で献花台に花を供えたり、市内を一望できる安波山(あんばさん)を訪れたりして被災の状況を見て回りました。この時、浅田真央さんを案内していた宿泊施設『気仙沼ゲストハウス架け橋』の代表である田中惇敏さんは以下のようにコメントしています。
『浅田選手は1日かけて被災地を見て、話を聞いてくれ、「気仙沼の皆さんが復興に向けて頑張っているので、私も頑張らないと」と言ってくれた。その後(フィギュアに)復帰して頑張る姿を見て、「気仙沼もまた頑張ろう」と勇気をもらった』
熊本地震の被災地益城町へ物資の調達
浅田真央さんは熊本地震が起きた際にも、被災地訪問を行っています。なんとこの時浅田真央さんはプライベートで訪れたらしく、報道陣もいなかったそうです。また訪問した際には菓子や日用品などの支援物資をワンボックス車いっぱいに詰めてきたそうで、400~500人いた被災者1人1人に話しかけて回りました。この時実際に居合わせた方からは、以下のようなコメントが寄せられています。
『優しい人柄が出ていました。芸能人の方が来られるとマネジャーさんがガードすることもありますが、浅田さんはそんなことは全くなかった』
2019年の24時間テレビでチャリティーパーソナリティーに就任
浅田真央さんは2019年の24時間テレビにて、チャリティーパーソナリティーをつとめています。この時、浅田真央さんは以下のようなコメントを残しています。
『新しい令和という時代とともに、自分自身も新しいことにチャレンジしようと思いました。』
まとめ
いかがでしたか。長年フィギュアスケート界の第一線で活躍してきた浅田真央さんは、チャリティー活動にも熱心に取り組んでいることが分かりました。特にプライベートでも被災地を訪問したり、被災者1人1人に話しかけて回るというのは、かなりの熱意がないと出来ないことだと思います。こういったエピソードからも、浅田真央さんの誠実で優しく一生懸命な性格が感じ取れますね。これからも浅田真央さんの活躍を応援しています。