渡辺謙とは?
渡辺謙は1959年10月21日生まれ、新潟県出身の日本を代表する俳優です。
2003年に映画『ラストサムライ』で『第76回アカデミー賞』助演男優賞、『第61回ゴールデングローブ賞』助演男優賞にノミネートされる等、世界から高い評価を得ています。
同じく女優であり、トップモデルの杏とは親子であることでも有名です。
渡辺健のこれまでのチャリティー活動まとめ
俳優として非常に有名な渡辺謙さんですが、これまで行ってきたチャリティー活動について調べてみると様々な取り組みをしていることが分かりました。
地震被災地へふるさと納税寄付
渡辺謙さんは岩手・宮城内陸地震で被災した岩手県奥州市に対して、『ふるさと納税』として復興支援のための寄付を行っていたことが明らかとなっています。
詳しい金額については本人の希望により公表されていません。
岩手県奥州市の発表によると、申し出は郵便で届き、封筒や納税申込書には直筆の名前のほか『1日も早い復興を祈るとともに、皆さまが元気と勇気を取り戻されますように』とのメッセージが添えられていたそうです。渡辺謙さんの粋なイメージにピッタリのエピソードですよね。
岩手県奥州市への支援をしたきっかけとして、渡辺謙さんはNHK大河ドラマ「炎立つ」の撮影に使われたロケ地が市内にあることなどから、同市を何度も訪れたことがあることが挙げられていました。
今回の渡辺謙さんの支援について、相原正明市長は次のようなコメントをしています。
市長『ドラマ撮影以来の縁で寄付を頂いて、感謝している』
『渡辺謙チャリティオークション』の開催
株式会社ディー・エヌ・エーが運営するオークション&ショッピングサイト『ビッダーズ』で、2006年6月6日から『渡辺謙チャリティオークション』が開催されました。
こちらのチャリティーオークションは渡辺謙さんが主演を務めた映画『明日の記憶』の小道具や、渡辺謙さんの初の著書である『誰?―WHO AM I?』のサイン入り書籍など世界で唯一の貴重な品々が出品されたそうです。
チャリティオークションによる収益金は、DeNAを通じて若年認知症家族会である「彩星の会」に全額寄付されました。
・彩星の会とは
若年認知症の理解を深めるとともに、患者本人と家族への援助を行うこと、また若年認知症の専門的な治療と介護の向上及び福祉の充実を図るための活動を行うことを目的として、2001年9月に設立されました。
東日本大震災での支援として『kizuna311』プロジェクトの立ち上げ
出典:faust-ag.jp
渡辺謙さんは東日本大震災のあとに、脚本家・放送作家の小山薫堂さんと協力して『kizuna311』というプロジェクトを立ち上げています。
kizuna311では『いま、この国にある最高の財産は【絆】である』という考えのもと、俳優からクリエイターまでさまざまな著名人らがエンターテインメント・コンテンツを制作し、各地のテレビ・ラジオなどの放送局を通じて被災者に届けられるよう無償提供するプロジェクトです。
これらのコンテンツはサイトへの掲載と、YouTubeでの配信がなされました。渡辺謙さんは第1弾として『雨ニモ負ケズ』朗読動画を公開しています。
今回のkizuna311を立ち上げたきっかけとして、東日本大震災が起きた直後から渡辺謙さんの元にトム・クルーズ氏やレオナルド・ディカプリオ氏を始め、国内外を問わず、日本を心配、応援するメッセージが届いたことがきっかけだと話していました。
まとめ
いかがでしたか。
ハリウッドでも活躍する世界的な俳優である渡辺謙さんは、これまで災害の被災地支援を中心に寄付やチャリティーオークションなど、様々なチャリティー活動に取り組んできたことが分かりました。
こういった渡辺謙さんの活動を知ると、これからもより応援したい気持ちになりますね。