東日本大震災や新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻など、世界中のさまざまな場面で大変な思いをしている人に対し、多くの有名人が寄付活動を行ってきました。

YouTuberとして活躍している有名人の多くも、寄付活動を積極的に行っている人が多いです。

そこで今回は、これまでに寄付を公表しているYouTuberを一挙にご紹介します。

YouTuberとは

YouTuberとは、動画共有サイトYou Tube上で自主制作の動画作品を公開している人たちのことです。

動画クリエイターと呼ばれることもあり、再生回数やチャンネル登録者数などによって広告収入を得ることができます。

YouTuberの寄付

多くのYouTuberが、さまざまな場面で寄付や慈善活動を行っています。

そしてその寄付や慈善活動を、彼ら自身のYouTubeチャンネルで公表しています。

これまでに寄付を行ってきたYouTuberを紹介していきます。

ヒカキン

日本を代表すると言っても過言ではない大人気YouTuberのヒカキンさん。

合計で5つのYou Tubeチャンネルを運営し、合計再生回数は87億回を超える活躍を見せています。

ヒカキンさんは、Yahoo!基金とともに、新型コロナウイルスと闘う医療現場を支援するためのコロナ医療支援募金を立ち上げました。

ヒカキンさんはYou Tubeチャンネルで自身も1億円を寄付したことを明かしています。

約1ヶ月の募金期間の間に約20万人の人が募金を行い、その額は3億7000万円以上になりました。

はじめしゃちょー

チャンネル登録者数1000万人を超える超人気You Tuberのはじめしゃちょーさん。

実験やドッキリ、商品紹介など多岐にわたるさまざまなジャンルの動画を配信しています。

はじめしゃちょーさんは、ヒカキンさんのコロナ医療支援に共感し、この募金に1000万円の寄付をしたことを報告しています。

その他にも、大雨や土砂災害の被害を受けた静岡県・熱海市に200万円の寄付をするなど、積極的に寄付活動を行っています。

ヒカル

半分金髪、半分黒髪の奇抜な髪型がトレードマークのお金持ち系YouTuberヒカルさん。

大金を使った羽振りの良い動画を数多く配信し、その豪快なお金の使い方と軽快なトークで人気を集めています。

ヒカルさんはこれまで、ことあるごとに多額の寄付を行ってきました。

ヒカキンさんが行っているコロナ医療支援募金に1000万円、小児がんと闘う子どもたちの施設に1000万円、ウクライナ支援に3000万円、赤い羽募金に2000万円と、多額の寄付をする様子を度々自身のYou Tubeチャンネルで公開しています。

東海オンエア

愛知県・岡崎市を中心に活動する6人組YouTuberの東海オンエア。

体を張ったバラエティ豊かな動画で、小学生から若い世代を中心に人気を集めています。

メインチャンネルとサブチャンネルを合わせて900万人を超える登録者数を誇っています。

東海オンエアの6人も、ヒカキンさんのコロナ医療支援募金に共感し、募金を行ったことをYouTube内で報告しています。

金額については公表されていませんが、「自分たちが寄付をしたことで、誰かが行動を起こしてくれたら嬉しい」というメンバーの思いが込められた動画でした。

水溜りボンド

トミーさんとカンタさんによる2人組人気YouTuberの水溜りボンド。

青山学院大学のお笑いサークルで出会った2人は、2014年のキングオブコントに出場。

準決勝に進出するなど、お笑いの面でも高い実力を持っています。

ヒカキンさんの寄付によって行動を起こした水溜りボンド。

「拡散するお手伝いができたらな」と、自身の出演するラジオ番組でヒカキンさんの寄付について語っていました。

さらに動画も更新し、視聴者に対して行動を起こしてほしいと呼びかけると同時に、自身もさまざまな団体などに寄付を行ったことを報告しています。

ラファエル

チャンネル登録者数180万人を超える人気YouTuberのラファエルさん。

素顔を隠した白い仮面姿で軽快なトークを武器に、若者世代を中心に人気を集めています。

2022年11月6日に動画を配信。

「広告収入の10%を未来永劫NPO法人フローレンスに寄付する」と報告しました。

子育てを社会全体で支え、共に子どもを育むことを当たり前とする世の中を実現したいという理念を掲げているのがフローレンスという団体です。

田中敦彦

お笑いコンビ・オリエンタルラジオのボケ、ネタ作り担当でありながら、人気YouTuberでもある中田敦彦さん。

日本史や世界史、金融知識に至るまで、さまざまなジャンルを短時間でわかりやすく解説する動画が人気となっています。

自身のYou Tubeチャンネルで、寄付について解説している中田敦彦さん。

日本には寄付が根付いていないことを訴えています。

動画のなかでは、寄付に対する正しい知識を学び、1人でも多くの日本人が寄付について考え、行動を起こして欲しいというメッセージを伝えています。

ひろゆき

ひろゆきさんは、2ちゃんねるの創設者であり、実業家、YouTuberとして活動を行っています。

フランスに在住しているひろゆきさんは、リモートでのメディア出演が増えているため、目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

ひろゆきさんは、さまざまな寄付を積極的に行っています。

パソコンに触れる機会の少ない児童養護施設の子どもたちのために、総額5000万円ほどのパソコンを寄付したり、新潟県中越地震の際に日本赤十字社に1000万円の寄付をしたりと、多額の寄付を何度も行っています。

まとめ

若い世代を中心に人気を集めるYouTuber。

多額の寄付を行い、それを自身のYou Tubeチャンネルで動画配信することで、多くの若い世代が目にすることができるようになりました。

彼らの行動によって若い世代に少しでも寄付の文化が広まると良いですね。