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浜田省吾とは
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浜田 省吾は、日本のシンガーソングライターです。
広島県竹原市生まれ、広島県立呉三津田高校卒業、神奈川大学法学部を中退。1975年、愛奴のメンバーとしてプロデビューし、1976年にシングル「路地裏の少年」とアルバム『生まれたところを遠く離れて』でソロデビューを果たしました。
マスコミや一部のファン等から「浜省」という愛称で愛されている日本の人気アーティストの1人です。
浜田省吾の人となり
本章では、R&B道を追求し続け、スタジアム・ロックを体現できる日本でも数少ない男、ハマショウこと浜田省吾さんの人となりに触れていきます。トレードマークの大門サングラスに洗いざらしのジーンズという出で立ちで、日本の音楽界を牽引し続けてきました。
76年に「路地裏の少年」でデビューして以来現在まで、浜田さんの音楽性は一貫してます。ボブ・ディランやビーチ・ボーイズといったアメリカン・ロックと50’sポップスを消化したジャスト・ロックンロールが魅力的です。
シンプルな8ビートに、清涼感溢れるコーラスと男気全開のヴォーカル、そして夢と挫折、自由への渇望などを題材にした歌詞が一体となり、どこかに救いを求める人々のハートを鷲掴みにしてきました。
青春のテーマ・ソングとしてエヴァー・グリーンな輝きを放っています。さらにテレビやラジオといったメディアに登場せず、コンサートと作品だけで音楽を伝えていく姿勢も、ファンの厚い信頼を勝ち得た要因なのでしょう。
また、長期のツアーを行うことでも有名な彼ですが、98年にスタートした『ON THE ROAD 2001』は、何と01年まで延べ4年間も続くという過酷なものでした。コンサートのチケットは何処でも完売し、その人気は依然衰えていません。
浜田省吾の寄付
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そんな日本の音楽界のトップを走り続けてきた浜田省吾さんですが、幾度となくチャリティコンサートを開催しており、慈善活動を積極的に行ってきました。
今回はそんな浜田省吾さんの慈善活動の一部を紹介していきます。
東日本震災復興支援と海外-人道支援プロジェクトの為のチャリティーライブ開催
浜田省吾さんは、2016年に東日本大震災の被災地復興支援ライブ「SHOGO HAMADA ON THE ROAD SPECIAL “The Last Weekend”」を6月2日、3日にさいたまスーパーアリーナで開催しました。
震災から約1カ月後の2011年4月16日から6年ぶりのアリーナツアー「ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”」を実施し、同月に神戸・ワールド記念ホールで被災地復興支援ライブを敢行した浜田省吾さん。
被災地の子供たちに絵本を贈る「移動図書館プロジェクト」などで全国各地の人々の善意と被災者の声に触れ、東日本大震災を忘れてはいけないと思った彼は、改めて再び被災地復興支援ライブを行うことを決断しました。
チケットは4月7日から4月15日にかけて申し込んだ人に抽選で販売され、価格はそれぞれS席8400円、A席7875円、ステージサイド席7875円となる。また、このライブの収益と販売物の収益の一部はJ.S.FOUNDATIONを通じて被災地復興のための支援金として寄付されました。
難民支援チャリティーコンサート開催
浜田省吾さんは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の難民支援プロジェクトをサポートするため、2017年4月18日(火)・19日(水)の2日間、名古屋でチャリティーコンサートを開催。
以前から難民が直面する悲惨な現実に心を痛めていて、少しでも役に立ちたいという想いから、このチャリティーコンサートを企画・提案したそうです。
このチャリティーコンサートを通じて得た寄付金は、紛争や迫害などで故郷を追われた難民・国内避難民の方々の避難生活に不可欠な、家族用テントの購入に活用されました。
浜田省吾さんのコメント
「コンサートを終え、疲れた体と、
充実した時間を過ごすことができた幸福感を抱えて
ホテルの部屋に戻りテレビをつけると、
そこには悲惨な現実が映し出されています。
毎日毎日、何年も何年にもわたって…。
問題の解決には一縷の貢献もしないでしょう。
過酷な環境の中で暮らす数千万という人たちの
状況を変えることもできないでしょう。
それでも、ほんの少しでも、
何らかの役に立ちたいという気持ちから
このチャリティーコンサートを企画・提案しました。
同じような気持ちの方が沢山おられると思います。
その個々の善意をささやかに束ねて、想いを託し、
UNHCRに届けたいと思います。」
引用元:https://www.barks.jp/news/?id=1000138060
まとめ
ここまで浜田省吾さんの人となりと慈善活動の一部を紹介してきました。
浜田さんのように日本の音楽を代表するようなアーティストがこうしたチャリティ活動をされることで多くの人が難民や被災地の現状を知るきっかけとなります。
皆さんもぜひこの機会に寄付やチャリティに参加してみてはいかがでしょうか。