中川翔子とは
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中川翔子さんは、1985年生まれ、東京都出身の女性タレントです。
しょこたんの愛称で知られ、アニメ好きないわゆるオタクキャラとして2002年にタレントデビュー。
2006年には「Brilliant Dream」で歌手としてもデビューし、翌年には『第58回NHK紅白歌合戦』に出演を果たしました。
ファッションとカルチャーを融合させた“楽しい、おもしろい”をテーマに、自身のパーソナリティやライフスタイルを色濃く表現するオリジナルブランド「mmts-マミタス-」をプロデュース。
今回は、幅広く活躍をされている中川翔子さんの寄付についてご紹介していきます。
中川翔子さんの慈善活動
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中川翔子さんは芸能界で様々な活動に取り組まれてきました。
端正な顔立ちと特徴的なオタクキャラで注目を集めました。
また一方で大の猫好きという一面もお持ちで、それは「猫は私の活動すべての原動力」というほどです。
中川翔子×猫
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中川翔子さんの猫好きには家庭環境が大きく関係しているようです。
中川翔子さんは幼少期から家でたくさんの猫に囲まれて生活することが当たり前でした。
当時、中川家は最大21匹も猫を飼っていたそうです。また、中川翔子さんは「猫がいなければ私は生まれてこなかった」と某メディアで語っています。その理由として、祖父と祖母の出会いにあります。
祖父母のお見合いの席にたまたま現れた猫を祖父が抱き上げたことが、二人の馴れ初めであり、猫好きの祖母は、その瞬間に結婚を決めたそうです。
また、中川翔子さんは10代の頃に受けたいじめや仕事で落ち込んだ時に猫の存在に助けられてきたと話します。
苦労をともに過ごしてきたからこそより猫は中川翔子さんにとってかけがえない存在なのでしょう。
深刻な猫殺処分問題
さて、日本にお住まいの方なら道端に寝転がる猫や悠々と街に生きる野良猫を幾度も目にしてきたことでしょう。
そんな可愛らしい野良猫に思わずエサを買ってあげたくなります。
しかし、そんな野良猫や飼い主が放棄した捨て猫など多くの猫が保健所に預けられたのち殺処分という悲しい結末を迎えています。
殺処分は、ペットに関する最も深刻な社会問題の一つで、2018年度の年間殺処分数は犬・猫合計で約3.8万頭(犬7,687頭、猫30,757頭)と言われています。
これは、一日に換算すると殺処分される犬・猫が105頭にのぼるということです。
とはいえ、10年前(2008年)の殺処分数は約27万6千頭(犬82,464頭、猫193748頭)であるため、殺処分数は約24万頭減少しているのが現状です。
数字を見てわかる通り、犬よりも猫の方が比較的殺処分数がかなり多いことが示されています。
猫の殺処分を減らすためには、確実に不妊去勢手術を行い増やさないこと、自分の年齢を考慮し高齢になってから子猫を飼わないこと、事故に遭わせないため完全屋内飼育をすること、などが求められています。
引用元(https://pedge.jp/reports/satusyobun/)
中川翔子の主な寄付活動
中川翔子さんのオリジナルブランド mmts(マミタス)では3ヶ月に1度、売り上げの一部を動物保護団体へ寄付する活動を行っています。2022年8月〜2022年10月分の売り上げの一部、¥107,076を『長崎ライフオブアニマル』と『富士山猫を守る会』へそれぞれ寄付にあてています。
10年以上、捨て猫の保護活動に精力的に行動されてきた中川翔子さんは、保護活動を通じて感じていることについてコメントを残しています。
「猫のため、と思って活動を続けてきましたが、やっぱり猫たちからもらっているものの方が圧倒的に大きいです。猫は、人の心に喜びと愛と生きる糧を与えてくれます。」
「一人でできることには限界があるけれど、こうして少しずつ猫好きの輪が広がっていけば、殺処分される子も減っていくはず。猫に少しでも興味を持っていただけるようであれば、力を貸してもらえたらうれしいです。「猫は、私の生きる原動力。猫がいたから私はここまでこられたし、たくさんの夢が叶ったし、これからもずっとがんばっていける。だから、すべての猫たちが幸せになるまで捨て猫の保護活動を続けていくつもりです。」
まとめ
さて、ここまで中川翔子さんの生い立ちや猫との関係性、保護活動への想いまで紹介して参りました。
「テレビで見るしょこたんのイメージと少し違った!」なんて思った方もいたのではないでしょうか。自身の辛い過去や苦労をともに乗り越えてきた経験を糧に、率先して保護活動に尽力される姿はたくましく心動かされるものがありますね。
皆さんも少しでも協力したいという気持ちを原動力にマミタスの商品購入など行動に移してみてはいかがでしょうか。