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言わずと知れた日本の大人気ロックバンドのL’Arc~en~Ciel。
曲名を知らずとも、聞いたことのある曲がたくさんある方も多いのではないでしょうか。
L’Arc~en~Cielは、2021年に結成30周年を迎えました。
そんなL’Arc~en~Cielですが、2011年に発生した東日本大震災の際に、被災地の復興に向けた支援のために多額の寄付を行いました。
そこで今回は、L’Arc~en~Cielが東日本大震災の際に行った寄付活動について詳しく紹介していきます。
L’Arc~en~Cielとは
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L’Arc~en~Ciel(ラルク アン シエル)というバンドの名前は、音楽に詳しくなくても多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
4人組ロックバンドのL’Arc~en~Cielは、1991年に結成。
フランス語で「虹」を意味する言葉が由来となっているバンド名は、ベースを担当しているtetsuyaさんによって付けられました。
1993年にリリースしたアルバムがインディーズチャートで1位を獲得し、インディーズでは絶大な人気を誇りました。
その翌年の1994年7月にビデオシングル「眠りによせて」でメジャーデビューを果たします。
その後、数々のヒット曲を世に送り出し続け、現在では日本を代表するロックバンドの一組となりました。
L’Arc~en~Ciel20周年記念ライブ
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そんな、多くのファンを魅了し続けるロックバンドL’Arc~en~Cielですが、2011年に結成20周年を迎え「20th L`Anniversary Live」を開催しました。
5月28・29日と2デイズで、東京・味の素スタジアムで行われたこのライブには、多くのファンが詰めかけました。
そんな、L’Arc~en~Cielにとってメモリアルな年の3月に発生したのが、東日本大震災。
東北地方を中心に甚大な被害が出たこの大震災の支援のために、結成20周年という節目の年にL’Arc~en~Cielは行動を起こしました。
ライブの収益金を全額寄付へ
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L’Arc~en~Cielにとって節目の年となる2011年3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュード9.0、最大震度7という未曾有の大災害でした。
これは、日本国内での観測史上最も大きな規模で、世界でも4番目の規模となる大きな地震です。
そんな大災害に見舞われたこの年の5月に開催された、L’Arc~en~Cielの20th L`Anniversary Live。
このライブの収益金が、全額被災地への義援金として寄付されることが、2011年3月25日にL’Arc~en~Cielのオフィシャルサイトで公表されました。
メンバー・スタッフの思い
この募金については、L’Arc~en~Cielのオフィシャルサイトでメンバー4人とスタッフの連名によるコメントで発表されました。
L’Arc~en~Cielのオフィシャルサイトには、次のようなコメントが掲載されています。
「被災地の皆さんへ向けて、我々も何かできないか、熟考を重ね、復興に向けての支援の輪を広げていくことに協力できればと考えております」
「被災地の一日も早い復興を心から願い、すべての垣根を越えて、すべての皆様に、この思いが届きますように」
このL’Arc~en~Cielの20周年記念ライブ「20th L`Anniversary Live」は、来場者の安全面や、当時不足していた電力の供給不足への対策を徹底して行われました。
コカ・コーラ復興支援基金
L’Arc~en~Cielは、ライブの収益金を全額被災地への義援金として寄付すると公表していましたが、後日、「コカ・コーラ復興支援基金」にも寄付をすることを発表しました。
L’Arc~en~Cielはこのことに対し、次のようなコメントを発表しています。
「私たちはこの基金の支援趣旨や、今後の活動の継続性などに賛同し、ラルク アン シエルの20周年活動期において、広くこの基金を応援できればと考えています」
コカ・コーラ復興支援基金の活動の趣旨や継続性に賛同したと発表しました。
継続的に支援を行ってくれる団体への寄付を選んだ形となりました。
まとめ
L’Arc~en~Cielの東日本大震災での寄付について紹介しました。
オフィシャルサイトには、経費は事務所が負担し、ライブでの収益は全額義援金として寄付する旨の記載がありました。
実際の寄付額などについての公表はされていませんが、ライブの収益金を全額寄付するということは、数億円近い義援金が集まったものと推測されます。
有名人の寄付や慈善活動などについては、まだ日本では批判的な意見が多いのが現実です。
欧米ではステータスのようになっている寄付や慈善活動が日本でも普及し、当たり前のものになるためには、今回のL’Arc~en~Cielのような日本を代表する芸能人や有名人が行動を起こすことがなによりも大切なのではないでしょうか。
応援している有名人が行動を起こすことで、1人でも多くの日本人が、寄付や慈善活動に興味を持つきっかけになると良いですね。