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数多くの名曲を世に送り出している一青窈さんは、子ども食堂や困難な状況にいるママたちのための支援活動を積極的に行っています。
そんな一青窈さんが、寄付や支援を続ける理由はどこにあるのでしょうか。
そこに込められた想いに迫ります。
一青窈とは?
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台湾出身の女性シンガーの一青窈さん。
一青窈さんは2002年に「もらい泣き」でデビューし、その年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しました。
2年後の2004年「ハナミズキ」が大ヒットを記録。その年には映画「珈琲時光」で主演女優デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
プライベートでは2015年4月にギタリストの山口周平さんと結婚し、3人の子どものママとしての一面を持っています。
デビュー前には、車椅子利用者向け情報誌「WaWaWa」に詩を提供したり、同雑誌の編集長とともに福祉施設でのライブを行ったりといった活動もしていました。
一青窈の慈善活動
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一青窈さんは、こども宅食や子ども食堂に食材を寄付したり、困難な状況にあるママたちの支援をする団体を支援したりといった活動を積極的に行っています。
そこには、一青窈さん自身が出産後に感じたことに対する想いが込められているのです。
具体的な活動の内容やそこに込められた想いについてまとめました。
こども宅食に寄付
一青窈さんは、2017年にこども宅食に寄付を行っています。
こども宅食とはどのような仕組みなのか、一青窈さんはどのような寄付をしたのか見ていきましょう。
こども宅食とは
「こども宅食」とは、経済的に厳しい家庭向けに食品を配達する取り組みのことです。
ただ食品をとどけるだけでなく、配達時の会話を通じてそれぞれの家庭がどのようなことに困っているのか、どのような問題に直面しているのかを把握し、必要なサポートにつなげることを目的としています。
しかし、宅食を希望している家庭のすべてに配達できている状況ではなく、クラウドファンディングなどを活用して寄付を受け付けています。
こども宅食にお米を寄付
そんなこども宅食に、一青窈さんがお米を寄付しました。
一青窈さんは、こども宅食に450キロものお米を寄付し、2018年春の配送で、困っている家庭に宅配されました。
キープ・ママ・スマイリングへの支援活動
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一青窈さんは、こども宅食だけでなく「キープ・ママ・スマイリング」という団体への寄付も行っています。
キープ・ママ・スマイリングとは
NPO法人キープ・ママ・スマイリングは、「ママが笑顔でいられるために〜We keep moms smiling!」の想いが込められています。
病児や発達に困難のある子どもを育てているママやご家族を支援しています。
入院中の子どもに付き添う親は、睡眠不足や栄養不足になりがちです。
そんなご家族のために、「付き添い応援パック」という食事サポートを無償配布するなどの活動を行っている団体です。
キープ・ママ・スマイリングへの寄付活動
そんなキープ・ママ・スマイリングにも、一青窈さんは寄付活動を行っています。
クラウドファンディングで応援メッセージを送るなど、以前からキープ・ママ・スマイリングの活動を応援していた一青窈さん。
2022年2月にキープ・ママ・スマイリングのオフィスを訪問し、グッズの寄付を行いました。
一青窈さん自身のお子さんがNICU(新生児集中治療室)に入っていた経験から、付き添い入院の苦労を知っており、現在も付き添い入院を頑張っているご家族について親身になって考え行動を起こしました。
一青窈さんのロゴの入ったエコバッグやバンダナ、Tシャツなどを寄付。
現在も付き添い入院を強いられているママやその家族に贈られるということです。
グッズとあわせて一青窈さんからのメッセージも添えられていました。
キープ・ママ・スマイリングに寄せられた一青窈さんのメッセージ
出典:momsmile.jp
キープ・ママ・スマイリングがクラウドファンディングを行ったときに、一青窈さんからとどいたメッセージを紹介します。
「助産院で産後28日後に長女が無呼吸症候群だと言われそのまま救急車で搬送され1週間、ICUに入院となりました。
入眠する前に15~20秒無呼吸になるというので電子音の鳴り響く中娘は拘束バンドでぐるぐる巻きにされ私は授乳することもできずビニール越しにただ隣で泣きながら眺めているだけでした。」
「今も、毎日我が子のことを想い心を砕いて献身に日々を捧げている方達がいるのだと思うと胸がきゅうと締め付けられます。」
「そしていまも頑張っているご家族のみなさまにお力添え、ぜひよろしくお願いします。」
自身が入院中の我が子の付き添いを経験し辛かったこと、そして今も頑張っているご家族にたいする支援のお願いが綴られています。
続いて一青窈さんがキープ・ママ・スマイリングのオフィスを訪問し、グッズを寄付した際に送ったメッセージを紹介します。
’’笑ってるママが大好きです
泣いてるママも大好きです
そんなママをぜんぶ
知っているのが
いま目の前にいる我が子です
ぱちぱちぱち
すてきなこの世界へようこそ
ありがとう ありがとう
一青窈’’
作曲家でもある一青窈さんからのメッセージ。
病児の入院の付き添いや発達に困難があるお子さんを育てるママやそのご家族に届けられました。
まとめ
日本を代表する歌手である一青窈さんの寄付活動について紹介しました。
一青窈さんは自身の過去の経験から、子どもたちや困難な状況にあるご家族を支援する活動を積極的に行っています。
病児や発達が困難な子どもを持つ親はもちろんですが、健康でも金銭的に困難な状況に置かれている子どもたちやそのご家族も日本にはたくさんいます。
そしてその人たちを支援している団体もたくさんあります。
ぜひこの機会に、自分の興味のある活動を行っている団体について調べ、共感することができたなら、実際に行動を起こしてみてください。