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世界で高い評価を集めるギタリストのMIYAVI(ミヤビ)さん。

音楽活動をしながら、UNHCRの親善大使としても精力的に活動を行っています。

そこで今回は、MIYAVIさんの親善大使としての活動の内容や、そこに込められたMIYAVIさんの想いに迫ります。

MIYAVIとは

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MIYAVIさんは「サムライギタリスト」と呼ばれるほど、世界でも有名なロックミュージシャンでありギタリストです。

2009年に元歌手のmelody.さんと結婚。2人の女の子の良きパパでもあります。

音楽を始める前はサッカーをしており、Jリーグのセレッソ大阪ユースに所属するなど、その才能でプロの夢を抱いていました。

しかし、15歳の時に怪我をしてしまいサッカーを断念。

人生の目標を失い非行に走ったMIYAVIさんは、たまたま出会った音楽にハマり学校に行かずひたすらギターを弾きまくる生活を送っていました。

その後上京し、ビジュアル系バンドのメンバーとして活動。2002年10月に「雅-MIYAVI-」名義でソロ活動を開始しました。

アンジェリーナ・ジョリーとの出会い

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2014年12月25日公開の映画「不屈の男アンブロークン」でMIYAVIさんは俳優としてデビューしました。

この映画は、ハリウッド女優として有名なアンジェリーナ・ジョリーさんが監督を務める作品です。

映画のキャストにMIYAVIさんが起用されたのは、もともとジョリーさんがMIYAVIさんのギタープレイのファンであったからだそうです。

この映画への出演をきっかけに、MIYAVIさんとジョリーさんは交流をするようになり、家族ぐるみで親しくしています。

MIYAVIさんは、ジョリーさんとの出会いがきっかけで、ジョリーさんが特别大使を務めているUNHCRに参加しました。

ジョリーさんとの交流を通して、世界中の難民の現状やUNHCRの活動に関心を抱いたMIYAVIさん。

「音楽を通じてできることをやりたい」という想いから生まれた「The Others」という楽曲を引っさげての世界各地での難民との交流が始まったのです。

UNHCR親善大使のMIYAVIの活動

UNHCRの公式ホームページには、MIYAVIさんからのメッセージが掲載されています。

「この世に生きる誰もが、希望を抱き、笑顔でいられる人生を送る権利があるはずだと信じています。それを実現するために音楽を通じてできることがあるとすれば、それが僕の役割です。」

そう語るMIYAVIさんは、UNHCR親善大使としてどのような活動を行っているのでしょうか。

MIYAVIさんがこれまでに親善大使として行ってきた活動を紹介します。

UNHCRとは

MIYAVIさんが親善大使を務めているUNHCRとは、どのような組織なのでしょうか。

UNHCRは、国連高等難民弁務官事務所の略で、難民の命を守り保護する機関です。

シリア・アフガニスタン・南スーダンなどをはじめとする、世界中で家を追われてしまった難民や避難民を支援、保護しています。

飲用水や食料、毛布などの防寒具などの物資の配布や難民キャンプのような避難所の提供など、難民支援の最前線で活動を行っています。

また、戦争や病気などで親を失った子供たちに対する心のケアなども積極的に行っています。

各地の難民との交流

2015年と翌年の2016年にレバノンの難民キャンプを訪問。2017年にはタイの難民キャンプを訪問したMIYAVIさん。

難民の子供たちへの教育の意義を強調した内容の発信を、自身のSNSを通じて行ってきました。

2017年、スイスのジュネーブで開催されたナンセン難民賞の式典に出席。そのステージで演奏を行い、自身の想いを広めました。

このようなアーティストとしての強みを活かした活動など、これまでの功績がたたえられ、さらに今後の活動への期待から、2017年11月に、日本人初のUNHCR親善大使に任命されました。

ライブ会場で支援キャンペーン

2018年に行われた、MIYAVIさんの’’Day2’’World Tour2018日本公演で、難民支援を募るキャンペーンが行われました。

このキャンペーンは、UNHCR親善大使であるMIYAVIさんのライブ会場で、国連UNHCR協会が開催したもので、札幌・名古屋・大阪・東京の各会場で行われました。

毎月一定額を寄付できる、「毎月倶楽部」などへの参加が呼びかけられました。

会場では多くのMIYAVIさんのファンがキャンペーンブースを訪れ、UNHCRの活動内容について真剣に耳を傾けていました。

まとめ

サムライギタリストMIYAVIさんのUNHCR親善大使としての活動について紹介しました。

この世に生きる誰もが当たり前に希望を持ち、笑顔で生きていける世界にしたいというMIYAVIさんの想いが伝わったのではないでしょうか。

一人ひとりの募金や寄付で救える命は、限られているのかもしれません。

でも、MIYAVIさんのような芸能人やアーティスト、アスリートといった有名人が先頭に立って活動を行ってくれることで、関心を持つ人が増えていくのではないでしょうか。

好きなアーティストや応援している有名人が、どのような活動を行っているのかに関心を抱く人は少なくありませんよね。

それがきっかけで、募金や寄付を継続する人が1人でも増えれば、それはとても意味のあることなのではないでしょうか。