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長谷川ミラさんは、1997年7月7日生まれ。南アフリカとのハーフで、著名なデザイナーを数多く輩出しているロンドンの名門美大(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍する現役の大学生です。

2017年よりALL GENDER向けの自身のブランド「JAMESIE」を立ち上げ、原宿系の若者の人気を集めています。雑誌やTVで活躍するだけでなく、自身のバックボーンやブランド、ジェンダーレス、環境問題などを自由に発信し“私”を表現するモデルとして現在活動しています。

彼女は、なぜサステナビリティな活動に取り組むのか、そのきっかけやその考え方まで紹介していきます。

長谷川ミラが取り組むSDGsとは

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長谷川ミラさんの紹介に入る前に、SDGsについておさらいしていきましょう。

SDGsとは

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SDGsとは、SDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても多くの企業が積極的に取り組んでいます。

また持続可能な世界と聞くと、環境問題が頭に浮かぶ人も多いかと思います。しかし、SDGsでは、環境問題の他にも、貧困問題、ジェンダー問題、教育問題と17の目標を設定しています。

長谷川ミラがサステナビリティに興味を持ったきっかけとは

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モデル、女優、そして起業家である長谷川ミラさんがなぜサステナブルな社会や社会問題に興味を持つようになったのでしょうか。

そのルーツは、ハーフの日本人であるバックボーンにあるようです。

彼女は、日本人とヨーロッパ系南アフリカ人の間に生まれました。当時の日本には、まだハーフの子供が少なく、街中を歩くとヒソヒソと何か言われていると感じることや電車に乗っているだけでチッと舌打ちをされたことも少なくなかったようです。

そんな彼女を支えたのが母の存在でした。長谷川ミラさんの母は、「目が綺麗で羨ましい」「ハーフって可愛いよね」とハーフであることを誇りに思えるように愛情を注いで育ててくれたのでした。そうした背景から、彼女はハーフであることにマイノリティを感じることなく、多様性を大切にする気持ちが芽生えていきました。

大きな衝撃を受けたロンドン留学

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長谷川ミラさんは、ファッションを学ぶためロンドンの名門セントラルセントマーチンズ大学に留学しました。

そして、現地の人々の、政治や環境といった社会問題について頻繁にコミュニケーションをとる文化に一種のカルチャーショックを受けたようです。日本のカフェにいっても、そんな会話が隣の席から聞こえてくることは、稀ですから驚くのは当然ですね。
彼女は、そこから社会問題に関心を持つようになり、よりファッションのあり方やサステナブルなファッションについて現在、勉強中だそうです。

長谷川ミラの具体的な取り組み

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今ではZ世代のSDGsリーダーと呼ばれるまでに成長を遂げ、様々な情報発信や事業展開を進めている長谷川ミラさん。そんな彼女の具体的な取り組みについて紹介します。

オールジェンダーブランド「JAMESIE」立ち上げ

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彼女は、自身が手掛けた商品の販売や各社とコラボ商品の展開、各地でイベントを開催して、登壇するなどその取り組みはとても活発だと言えます。

どのような性別・人種の人にも着てほしいという願いから『オールジェンダー(全ての性別)』にこだわり、LGBTの象徴的カラーであるレインボーをモチーフにしたTシャツを発売するなどサステナビリティな取り組みが注目を集めています。

SNSを通じた情報発信

長谷川ミラさんは、現在、YouTubeやInstagram、Twitterなどで情報発信を続けています。

彼女は、まず自分がハッピーになるために情報発信を行うのだそうです。「自分がいいと感じた情報や活動を多くの人々に知ってもらう」この考え方が根源にあり、それがたまたまSDGsやサステナブルに関する情報だっただけと彼女は話します。

参考資料:https://www.gamo.co.jp/gamo-news/7835/

こうした飾らない等身大の姿勢が人々の心を動かし、多くの若者の共感を得ているのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。長谷川ミラさんのSDGsやサステナブルな社会に対する考え方やその取り組みに興味を持っていただけたでしょうか。何か自分にできることがないかと行動したくなったら、まずは興味を持った事柄を検索してみることから始めてみませんか?きっとあなたの日常が今よりハッピーになるアイデアが見つかるはずです。