出典:news.yahoo.co.jp
お金持ち系YouTuberとして若い世代から人気を集めているヒカルさん。
実はさまざまな寄付活動に積極的に取り組んでいるんです。
そこで今回は、これまでのヒカルさんの寄付活動を紹介。
そこにはヒカルさんのどのような想いが込められているのでしょうか。これまで数多くの寄付活動を行ってきたヒカルさんの想いと寄付に対する考えに迫ります。
ヒカルとは?
お金持ち系YouTuberとして有名なヒカルさん。
髪の毛の半分が金髪、半分が黒髪の特徴的な髪型がトレードマークです。
過去には工場で働いたり、一般企業の営業マンとして働いたりといった経歴を持っています。
会社を辞めて独立後に1200万円近くの借金を背負った時期もあるといいます。
そんなヒカルさんですが、現在はYouTuberとして大金を使った羽振りの良い動画を数多く配信しています。
その豪快なお金の使い方と、軽快なトーク術で老若男女問わず人気が高いYouTuberのひとりです。
ヒカルの寄付活動
ヒカルさんは、YouTuberとして活動しながら、数千万円単位の高額な寄付活動を幾度となく行ってきました。
そんなヒカルさんのこれまでの寄付活動をいくつかご紹介します。
医療従事者に1000万円の寄付
コロナ禍で厳しい現場で命がけで働いている医療従事者に向けて、1000万円の寄付を行ったことを自身のYouTubeチャンネルの動画で公表しました。
ヒカルさんはこの動画のなかで「命がけで働いている医療従事者のために、気持ちだけでも、お金だけでも」と語っています。
動画のなかでは、実際に寄付金を振り込む様子も公開。
「新型コロナウイルス医療崩壊を防ぐための支援(Yahoo基金)に1000万円を振込みました。
動画の最後には、「皆さんでも心に余裕がある、懐に余裕がある方で、本当に1万でも2万でも。1万円が募れば1万人の人が1万円(寄付を)やれば1億になったりとか、積もればすごい金額になるので。気持ち程度の募金でも良いと思うのでね。なにかしら動く人がいれば嬉しいかなと思います」と語っています。
自分の動画を見てくれた人が少しでも寄付や募金に参加してくれればというヒカルさんの思いが伝わってくる言葉ですね。
ドナルド・マクドナルド・ハウスに1000万円の寄付
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは、難病の子どもたちとその家族が利用できる施設です。
病気と闘う子どもたちが家から遠く離れた病院に通院するための第二の我が家として利用されています。
45の国と地域に377箇所のドナルド・マクドナルド・ハウスがあり、日本にも全国各地に12箇所のハウスがあります。
ヒカルさんはこのドナルド・マクドナルド・ハウスに1000万円の寄付をしたことを公表しました。
その他にも、100万円分のおもちゃを爆買いし、クリスマスツリーとともにハウスに寄贈したり、お菓子の家を作って子どもたちにプレゼントしたりと、お金を寄付するだけでなく、さまざまな企画を行っています。
ウクライナ支援に3000万円の寄付
ヒカルさんは2022年3月、ウクライナへの寄付としてウクライナ大使館に3000万円の寄付を行ったことを公表しました。
ロシアの侵攻が続くウクライナを支援するために、アパレルブランドのReZARDとグラフィックデザイナーの山口真人氏によるコラボTシャツを発売。
チャリティーTシャツは3000枚ほど売れたことを公表し、諸経費を差し引いた3000万円をウクライナ大使館に寄付しました。
赤い羽根募金に2000万円を超える寄付
2020年12月6日にヒカルさんのYouTubeチャンネルに公開された動画のタイトルは、「赤い羽根共同募金に2172万円寄付してきました」というものでした。
現代美術家の村上隆氏とのコラボTシャツを発売し、2172万円の売上金が発生。その全額を寄付したという内容でした。
「寄付してなかったら『お前寄付しろよ』と言われる。寄付したら『偽善者』と言われる。それだったらいっそ、寄付して売名していこうと思って」と語っており、自身が「偽善者」と言われてでも、寄付を行なうことを続ける意志を強く感じることができます。
多額の寄付をした人に贈られる紺綬褒章を授与
2022年1月、ヒカルさんは、多額の寄付をした人に贈られる紅綬褒章を授与されました。
1月9日に公開されたヒカルさんの動画では、「天皇陛下から紅綬褒章を賜りました」というタイトルで褒章を授与されたことを報告しています。
ヒカルの寄付に対する考え
「募金で売名しても良いんじゃないかと思ってるタイプなんで。そういうキャラなんで。だから堂々と募金を公言して。それを見てね、ヒカルの真似しようと思う人が1人でも増えたら嬉しいです」
これは、ヒカルさんが自身のYouTubeの動画のなかで語っていた言葉です。
「やらない善よりやる偽善」という言葉も頻繁に口にしています。
自分が先頭に立って寄付を公表することで、動画を見てくれた人が少額でも寄付をすることで大きな影響を与えられると考えているのではないでしょうか。
まとめ
今回は、人気お金持ち系YouTuberのヒカルさんの寄付について紹介しました。
いかがでしたか?
有名人の寄付や慈善活動は、売名や偽善などと批判されることも多いものですが、ヒカルさんはあえて「募金で売名しても良い」と公言しています。
欧米を中心とした海外では、寄付はステータスのような位置づけとなっています。
しかし、日本にはなかなか寄付文化が根付かないと言われています。
その背景には寄付活動を公言するのは「偽善者である」という意識が少なからずあるからなのではないでしょうか。
影響力のある人が寄付活動を公表することで、そこに興味を持った人が少額でも募金や寄付を行なうことはとても有意義なことですよね。
一人ひとりが身近な小さいことから初めてみても良いのではないでしょうか。