出典:rockinon.com
東日本大震災の被災地を支援するため、人気ロックバンド・UVERworldのボーカル・TAKUYA∞さんが、日本赤十字社へ1,000万円を寄付しました。
この記事では、TAKUYA∞さんの思いやファンの方々の声などについてご紹介します。
東日本大震災に対する支援について
出典:comingnext.jp
所属事務所のパワープレイミュージックによると、寄付はTAKUYA∞さんの個人の意思によるものだそうです。また、UVERworldのメンバーは被災者の皆さんへ向け、以下のコメントを寄せています。
東北地方太平洋沖地震で被災された多くの皆さんに心からお見舞い申し上げます。
未だにテレビから流れてくる悲しいニュース、被災された方々の気持ちを考えるととても心が痛みます。UVERworld一同 出来る限りの事を全力でやっていきます。被災者の方々、救援活動・支援活動をされている方々を心から応援しています。そして、一日でも早く安心して過ごせる日が来ることを祈っています。また笑顔で逢いましょう。
引用:https://www.oricon.co.jp/news/86093/full/
UVERworldのツアーへの影響
出典:musicsark.info
UVERworldのメジャーデビュー6周年を記念して、2011年5月より始まった<47/47 TOUR> (フォーティセブンツアー)。
当初4月中旬から始まる予定でしたが、3月に起きた東日本大震災の影響により、延期や中止を余儀なくされました。
UVERworldのメンバーは、震災直後はそのショックから、曲を作ったりライブをしたりすることにためらいがあったそうです。
<47/47 TOUR>ではアルバム『LIFE 6 SENSE』から「CORE PRIDE」や「白昼夢」などを披露し、立ち向かっていく強さを持ってほしいというメッセージを発信しました。
6thアルバム「LIFE 6 SENSE」の「白昼夢」に込めた思い
2011年6月1日に発売されたUVERworldの6枚目のアルバム「LIFE 6 SENSE」。
6枚目のアルバム、6月発売、一部の楽曲に6人目のメンバーであるSEIKAさんの参加、メジャーデビュー6年目と、6にまつわるエピソードに溢れている1枚です。
シックスセンスとはいわゆる第六感のことで、体の五感以外で何かを感じるときに使う言葉です。
このタイトルは、目に見えるもの、感じるものに頼るのではなくて、生きる上でいかにシックスセンスが重要かを語りかけているのではないでしょうか。
そして、このアルバムに収録されている「白昼夢」という楽曲は、東日本大震災直後に書かれたものだそうです。
東日本大震災発生後に歌詞が書かれた曲の一つ。TAKUYA∞曰く「いつもと違う歌い方なのは、上手さや喉を鳴らす場所を意識せずとにかく大きい声を出すように心がけたから」。嫌な出来事を忘れさせる歌ではなく、嫌な出来事に立ち向かって行けるようにという思いを込めて作詞された。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/LIFE_6_SENSE
TAKUYA∞さんが震災にショックを受けながらも、嫌な出来事を忘れさせるのではなく、立ち向かって行けるようにと作った曲は、震災で被害を受けた方々への大きな力となったに違いありません。
tragedy world 駄目もとで伸ばした手も
白昼夢追っても去ってたんだ
残ったのは bad day dream
—
悲しい過去を忘れさす歌じゃなく
悲しみに立ち向かえる歌を
夜空の月は満ち欠け 星も見えない
そんな闇の中でも 君と共にある歌を
—
戦いの日々で時として僕らは 一人で立ち上がらなきゃいけない
そんな時も君のどこかで この歌が流れて強く生きてほしい
引用: 白昼夢/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
ファンの人々の声
ファンの皆さんからは次のようなコメントが寄せられています。
震災当時はもちろんのこと、時間が経過してもなお皆さんの心に残っているTAKUYA∞さんの寄付や白昼夢の歌詞。
どれだけ多くの人々の救いになったのか、その影響は計りしれません。
今後もTAKUYA∞さんやUVERworldの活動を見守っていきたいと思います。