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芸能界ではソウル・ミュージックの女王、大ベテラン芸能人として有名な和田アキ子さん。

チャリティーや寄付などの活動について和田アキ子さんはこう述べています。

「偽善でもやらないよりましですから。」

お笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤たけしさんが過去にブログで和田アキ子さんの人柄に触れています。

東日本大震災の直後から和田アキ子さんは富澤さんに連絡をし、2019年もずっと義援金という形で被災地への支援に継続して協力していることを明かしてくれました。

和田アキ子さんは時が経ってもいつも「自分たちにできることは何だろう?」と考えています。

やらないよりまし、自分たちにできることをやろうという強い熱意から、復興を支援したいと奮い立ちました。

チャリティーコンサート『Song for you』への思い

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大手芸能事務所であるホリプロ所属のタレントが一堂に会した『Song for you』チャリティーコンサートは、和田アキ子さんが先頭に立って催されました。

震災が起きた2011年、そしてその2年後の2013年の2回にわたって行われています。

和田さんのそのコンサートに込めた思いとはいったい何だったのでしょうか。

所属のホリプロが一丸で東日本復興へ基金を設立

ホリプロは、震災発生直後に和田アキ子さんの代表曲名に由来する「あの鐘を鳴らすのはあなた基金」を設立しました。

和田アキ子さんを中心に、ホリプロに所属するタレント総勢129人による、街頭での義援金の呼び掛け活動などで、集めて寄付した災害復興義援金の額は5,750万円。

それは並大抵の金額ではありません。

『とにかくできることからやっていこう』

その被災者の心に寄り添いたいという強い思いを胸に、ホリプロ所属タレントのみなさんが一丸となって集めた額といえます。

復興を支援したいという多くの賛同

東日本の復興支援を目的に、収益の全てを日本赤十字社に寄付するチャリティーコンサート「あの鐘を鳴らすのはあなた基金」企画の『 Song for you 』が2011年7月に開催されました。

このコンサートは、多くの有名アーティストが所属する芸能事務所のホリプロが、和田アキ子さんを筆頭に東日本大震災から4ヵ月が経過したその時でも、継続して復興を支援していくことの大切さを再考したいという思いから開催したものでした。

ホリプロ所属のミュージシャンだけでなく、お笑い芸能人まで、ジャンルを超えて多数の所属芸能人の方々が和田アキ子さんの復興を支援したいという強い思いに賛同し、出演したのです。

そして経費を除いた利益の全額が、義援金として日本赤十字社を通じて寄付されました。

2013年12月にも「Song For You 2013」を開催

東日本大震災から2年9カ月が過ぎ、世の中はしだいに東日本大震災が風化していくことが懸念されるようになりました。

和田さんは「自分にできることは何か、どうしていいかわからないことがいっぱいあるけど、一番はまず風化させないことだと思う」と、2013年12月にも東日本復興支援コンサート「Song For You 2013」を開催。

2年ぶり2回目の開催で、和田さんの復興への思いにホリプロがまた一丸となったわけです。

気配りできる世話好きで人に喜ばれるのが好き

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芸能界ではご意見番や姉御肌というイメージの強い和田さんですが、実際はどのような方なのでしょうか。

和田さんの人柄が伺えるエピソードを紹介します。

ファンはもちろんスタッフにも関係者にも気遣い

50年間も出待ちファンには必ず笑顔で応じる神対応をする和田アキ子さん。

写真を一緒に撮る時は必ずピースサインをしてくれますし、公式インスタグラムを開設している和田さんは必ず芸能人にフォローされればフォロー返しをします。

そしてイメージとは違い、自分で何でもこなす和田さんは、実は器用でスタッフ思いの方といわれています。

マネージャーやスタッフらを自宅に招き、手料理を振舞うなどするほど世話好きで、人に喜ばれることが大好きな性格と自ら語っています。

親しい芸能リポーターやスポーツ紙記者までも食事に誘うなど、ゴッド姉ちゃんというイメージよりも、もっと繊細で気配りのできる方です。

和田アキ子さんの本当の性格は人に尽くすことが好きな大変、淑女な方といえます。

イメージだけでなく、その人の本当の人柄を知ることが大切であると和田さんのエピソードから伺えます。

庶民感覚をいつも大切に

和田アキ子さんは芸能界の中でも最高峰レベルの大御所ですが、大変腰が低く、常に一般の方の目線で話されています。

それはまさに同世代を中心に庶民感覚を大切にしているからこそでしょう。

チャリティーは苦しんでいる人々や困っている人々の力になることですから、そういう人々に尽くすことは、人に喜ばれるのが好きという和田さんにまさにマッチする行為といえます。