香川真司とは?
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香川真司さんは海外で活躍を続ける日本のサッカー選手です。
ドイツのボルシア・ドルトムントに所属していた時は主力として2連覇に貢献し、その後イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへの移籍も果たしています。2010年代の日本サッカー界を代表する選手であり、日本代表では背番号10番を背負ってプレーしていました。
そんなサッカーでの華々しい活躍が印象的な香川真司さんですが、実はこれまでに多くの寄付活動に取り組んでいるのをご存じでしょうか?
本記事ではそんな香川真司さんが行ってきた寄付活動の一部について紹介していきます。興味がある方は是非最後までご覧ください。
香川真司が行ってきた寄付活動
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ここからは香川真司さんがこれまでに行ってきた寄付活動について紹介します。
Vamos Zaragozaへ500万円の寄付
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香川真司さんは2020年にパンデミック支援のために立ち上げられたプラットフォーム『Vamos Zaragoza(バモス・サラゴザ)』において、日本円にして約500万円を寄付したことを明らかにされています。
Vamos Zaragozaは新型コロナウイルスの影響を受けたサラゴザの事業を支援するために立ち上げられたクラウドファンディングであり、香川真司さんが寄付したのはプロジェクトによって集まった総額の約8%にも及ぶ金額でした。
香川真司さんの昨年の年俸は約5000万円だったと言われており、その約1割にも該当する金額を寄付したことが非常に話題を呼びました。
寄付の概要
香川真司さんが500万円を寄付したVamos Zaragozaは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、地元の議会や財団などが協力して作られた基金です。Vamos Zaragozaによって集まった寄付金はサラゴザの新型コロナウイルスの影響で困窮している500世帯へ、家賃や生活必需品の購入のための支援として助成されるそうです。また、医療施設への支援や貧しい高齢者への食料配給も行われることになっています。
香川真司への感謝のコメント
香川真司さんの元チームメイトであるアンデル・エレーラは今回の香川真司さんが行った寄付について、以下のようにコメントしています。
アンデル・エレーラ『協力してくれた人々のなかでも、特にシンジ・カガワに感謝したい。彼にとってここは地元でもなく、まだ加入からそう長く年月は経っていない。それなのに、このキャンペーンにおいて最も印象的な貢献、寄付をしてくれた。本当にありがとう』
ユニセフのフレンドネーションに参加
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香川真司さんはユニセフのフレンドネーションに参加し、寄付を行いました。
フレンドネーションとは?
フレンドネーションとは『慈善団体などの呼びかけに呼応した「ファンドレイザー」と呼ばれる一般の方々が、団体の代わりに周囲に寄付を呼びかける、欧米で広がる「Peer-to-Peer(ピア・トゥ・ピア)ファンドレイジング」と呼ばれる新たな募金の形を、オンラインで提供するプラットフォーム』とされています。こちらのフレンドネーションには長谷部選手も参加していたことで話題になりました。
フレンドネーションで50万円の募金を達成
香川真司さんはユニセフのフレンドネーションに参加して寄付を募りました。その結果、100人以上から協力を得て、期間内に目標金額の50万円を達成しています。
試合で勝負するごとに抗マラリア薬を寄付
フレンドネーションでは募金だけでなく、香川真司さん自身もシーズン中に1勝するごとに抗マラリア薬1万錠寄付するといった取り組みをしています。その結果、香川真司さんは50400錠もの寄付に成功しました。
香川真司のコメント
香川真司さんはフレンドネーションに参加し、自らも抗マラリア薬の寄付をしたことについて、以下のようにコメントを残しています。
『僕はかねてからサッカーを通じて世界中の子どもたちをサポートしたいと思っており、ユニセフのフレンドネーションにチャレンジすることに決めました。長谷部さんの活動を見て僕も同じ日本人としてスポーツを通じて何かできることはないかと考えていました。ユニセフの活動に参加できることを非常に嬉しく思います。僕のチャレンジは「今シーズン残り、ベシクタシュJKでの全勝を目指す」というものです。そして僕自身も1勝するごとに抗マラリア薬1万錠を支援したいと思います。』
まとめ
いかがでしたか。
香川真司さんは海外で活躍する中、寄付活動にも積極的に取り組んでいることが分かりましたね。
香川真司さんのような数百万円の寄付は難しいとしても、寄付に興味がある方は自分にできるところから始めてみてはいかがでしょうか。
今回の記事が香川真司さんのファンの方や、寄付活動に興味がある方の参考になれば幸いです。