神木隆之介とは?

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皆さんは神木隆之介さんを知っていますか?神木隆之介さんは1993年生まれの俳優・声優です。生まれた当初は大病を患っていて助かる確立が1%といわれる中でも生存し、母親が『生きている証を残したい』との思いから芸能界入りを果たしたという逸話があることでも有名ですよね。その後神木隆之介さんは日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞をするなど数多くの功績をつくりつつ、現在まで活躍をつづけています。実はそんな神木隆之介さんですが、2022年3月に同じく俳優として名高い佐藤健さんと共同である本を出版したことが話題になっています。本記事では主にそれらの著書に関する情報をシェアし、チャリティーの視点からみる俳優・神木隆之介さんについてせまっていこうと思います。

神木隆之介と佐藤健が初の共著発売!?

神木隆之介さんは同じく俳優の佐藤健さんと2022年3月4日に共著となる書籍『みやぎから、』を発売しました。様々な作品で共演していて知名度の高いお2人ですが、共著である『みやぎから、』とは具体的にどんな作品なのでしょうか。それらについて見ていきましょう。

『みやぎから、』は宮城の復興支援を目的としたビジュアル対話集

『みやぎから、』は、俳優の神木隆之介さんと佐藤健さんが宮城を訪ねる姿を収めたビジュアル対話集です。神木隆之介さんと佐藤健さんは、宮城県内各地の新旧さまざまな魅力に触れながらその土地に根差す人々との数々の出会いや対話を通して『伝統芸能や風習の継承』『産業や文化の創造』『震災の記憶の伝承』などに向き合って、模索していきます。また、旅の道中で2人が見せるありのままの表情をとらえた写真も満載で、そういった意味からも復興支援に興味がある方のみならず、2人のファンの方々がより楽しみつつ震災復興について学べる工夫がされていることも魅力の1つです。

神木隆之介が『みやぎから、』を出した理由とは?

『みやぎから、』を出すにあたってのインタビューで、神木隆之介さんと佐藤健さんは以下のように答えています。

「2021年夏、目に見えないウイルスを前になんとか新しい生活スタイルを見出そうともがく日々。予測できない未来に不安を覚えながら思いを馳せたのは、10年前に大きな被害を受けた東北のみなさんのことでした。 あまりにも巨大な自然の猛威を前にくじけず前を向き、少しずつ歩みを進めた東北の方々の姿に今、僕たちが学ぶべきことがあるんじゃないかと感じています。2011年、僕たちに何かできることがあるだろうかと向かった気仙沼、石巻、松島……。 言葉では表しきれない多くの思いを抱きながらボランティアをさせてもらったあのときから10年。 当時とはまた違った思いを胸に、僕たちは再び宮城を訪ねました。そうして旅を終えた今、僕たちがハッキリと思うこと。それは、10年というタイミングは区切りじゃなくてはじまりだということ。忘れてはいけない記憶に触れ、多くの気づきを得た今回の旅は、僕たちにとって何か新しい旅のはじまりのような気がしています。ぜひこの一冊をもって、その気持ちを共有できたらと願っています。知ることからはじまる新しい旅へ。まずは宮城から、」

『みやぎから、』の詳細を紹介

どうでしたか?神木隆之介さんと佐藤健さんが宮城県に訪れて様々な復興の現場をつづった内容に興味がわいてきた方も多いのではないでしょうか?以下は『みやぎから、』で公開されている本についての基本情報なので、興味がある方はこれらを購入の際の参考にしていただければと思います。

 ・著書『みやぎから、』の紹介

 著者:佐藤健・神木隆之介

 ページ数:272ページ

 サイズ:四六判 並製

 発売日:2022年3月4日

 定価:1,980円(税込)

 目次

 第1章 「それぞれの記憶」――せんだい3.11メモリアル交流館

 第2章 「祈りを込めて」――鳴海屋紙商事株式会社/行山流水戸辺鹿子躍

 第3章 「土地の力を感じる」――すみやのくらし/化石発掘体験

 第4章 「つくり続ける意志」――佐野美里/本郷だるま屋

 第5章 「ミュージアムの使命」――石ノ森萬画館/くりでんミュージアム

 第6章 「海を知る水産を知る」――フィッシャーマン・ジャパン/鶴亀の湯・鶴亀食堂ほか

売上げで東日本大震災の復興支援に協力できる

紹介してきた『みやぎから、』の売り上げの一部は東日本大震災の復興支援を目的に寄付されます。復興の現状を知ることができ、かつ現在も続く復興支援にもなるなんですばらしいですよね。東日本大震災への復興に協力したいと思っている方は、是非一度手にとってみてください。

東日本大震災の復興に関して私たちにできること

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いかがでしたか?東日本大震災から10年以上が経過し現在、あの悲惨な震災の記憶は徐々に薄れていってしまっている部分もあると思います。そんな中、神木隆之介さんや佐藤健さんが『みやぎから、』を出版したことは、震災や復興への意識を取り戻すためにも、非常に意義のあるものだったと思います。現在でも宮城県には震災の爪痕や復興が行き届いていない部分があることを、私たちは忘れてはなりません。『みやぎから、』を読んだことをきっかけに、東日本大震災の復興のために何かをしたい!と思う方もいるでしょう。そんな東日本大震災にかんして復興支援を行いたいすべての方のために、震災復興向けの寄付先を紹介します。復興支援をする際は、以下の寄付先を参考にしてみてください。あなたの善意がどこかの困っている人の手助けになりますように。

赤い羽根共同募金 ボラサポ2

「ボラサポ2(被災地住民支え合いサポート募金〈支援金〉)」は、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)において、新たなコミュニティに移転した方々の孤立・孤独の防止や、元の地域でのコミュニティ維持のための交流会や地域の行事、また心のケアや生活支援として、傾聴の場や高齢者の健康づくり、生きがいづくりのための活動を支える募金です。クレジットカードやコンビニ支払いでの寄付が可能なので、誰でも簡単に寄付をすることが出来ます。

赤い羽根共同募金 HP