2020年4月、俳優として活躍する佐藤健さんが、一般社団法人全国食支援活動協力会の応援パートナーとして子ども食堂への支援を行いました。

子ども食堂とは、さまざまな理由で困窮している子どもたちを「食」で支援する社会活動です。

子供への食事や居場所の提供を通し、子どもの笑顔を増やすための取り組みを行っています。

今回、佐藤健さんが応援パートナーとなり寄付を呼びかけた結果、たった4日で1,700万円が集まりました。

本来は4/6~6/30の2ヶ月間で300万円を目標に設定していたものの、想定を上回る速さでの目標達成です。

その後、上乗せで設定した1,000万円の目標額も早々に超え、プロジェクトは早期終了を遂げました。

佐藤健さんはこの他にも、さりげない慈善活動がかっこいいと注目を集めてきました。

佐藤さんの日頃の行動を見ているファンは、佐藤健さんの支援を応援したいと立ち上がったのでしょう。

この記事では、佐藤健さんが寄付に対して抱く想いや、ファンからの反応についてご紹介します。

寄付に対する想い

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佐藤健さんは今回の寄付活動について、次のようにコメントしています。

「新型コロナウイルスに罹患された皆様に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一日も早いご回復と、この事態の終息を心よりお祈り申し上げます。今回、全国食支援活動協力会の皆様の活動に協力させて頂くこととなりました。全国食支援活動協力会の皆様は、「こども食堂サポートセンター」の活動を通して、子ども達の居場所を確保し運営する団体に支援をされています。影響が長期化する中で、子ども達が安心・安全に学び、遊べる居場所が必要です。皆様の温かい想いが形となり、一人でも多くの子ども達の笑顔に繋がることを願っています。」

引用:https://donation.yahoo.co.jp/detail/5211004/

佐藤健さんは、子どもたちが健やかに成長できる環境の大切さを説き、その気持ちを行動に移しました。

東日本大震災時には被災地でボランティア活動を行なったり、保育園へ仮面ライダーの格好で登場したりと、困っている人や子どもたちのための行動を続けてきた佐藤健さん。

多くの子供たちを笑顔にしたい、という想いは、佐藤さんの他の行動からも読み取ることができます。

熊本地震後は熊本を応援するために活動

佐藤健さんにとって、自身の出演している作品『るろうに剣心』の撮影で縁のあった熊本。

震災が起きた際には、佐藤健流の熊本案内本『るろうにほん 熊本へ』を出版し、その売り上げの一部を熊本の自治体に寄付しました。

現在でも熊本のPR活動へ参加するなど、お世話になった土地への恩返しの心を忘れません。

このような佐藤さんのあたたかい人柄に、心惹かれている人も多いのではないでしょうか。

ファンの反応

Yahoo!JAPANの公式Twitterアカウントは、佐藤健さんがこども食堂を応援していることを伝え、サイン入りパネルが当たるくじ付き募金を実施し、寄付を呼びかけました。

より多くの人が意欲的に寄付に参加できるように工夫されています。

それに対してのファンからの反応は、ポジティブなものが多いです。

賛同して寄付をしたという声や、佐藤健さんをますます好きになったなどの声がみられます。

「このような活動もされてるんですね

気持ちをさせていただきました

健さんが応援されてるものは私も応援したいです

引用:https://twitter.com/V7vWtttRLdXHfvG/status/1247014205984657408

「雀の涙程しか協力できませんでしたが

凄いですね、あっと言う間に目標金額に達成したんですね。健さん効果凄い!

引用p:https://twitter.com/4JIDij75FzIvu1M/status/1247059354039103490

「健さんの、呼びかけ 心があたたまりました。

大変な事態だからこそ 一人ひとりが助け合う、出来ることを 協力するHandshakeって 大切なことだ!と再認識しました。

引用:https://twitter.com/achannao1/status/1247094216552886272

広がり続ける、笑顔の輪

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佐藤さんの働きかけは4日間で2万人以上を動員し、多くの人たちへ寄付の輪を広げました。

佐藤さんの人柄と行動が多くの人の心を動かし、多くの子どもたちを救ったのです。

今後も佐藤さんがどんな行動で子どもたちを笑顔にしてくれるか楽しみですね。

私たちも困っている子どもたちのために、できることを見つけてみましょう。