大谷翔平さんは世界最高峰のメジャーリーガーであるのはもちろん、慈善活動にも積極的で、まさに二刀流。
プロ野球やメジャーリーグのファンでなくても、名前は皆さんご存知だと思います。
そんな大谷選手のこれまでと、社会貢献活動に対する想いを紹介します。
大谷翔平選手は高校3年生で球速160kmを記録し、全国のニュースで取り上げられました。
2013年に北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団します。
1年目から投手・野手の両方でプレーし、2015年は最多勝・最優秀防御率・最高勝率の投手部門3冠を獲得したスター選手へと成長。その後、満を持してメジャーに挑戦しました。
大谷選手はあのベーブルース以来の二刀流です。投手としても打者としても、異次元の活躍ぶりが光ります。
そんな大谷翔平選手は選手間投票による両リーグの年間MVPと、ア・リーグ最優秀野手に選ばれています。
さらに慈善活動として、カリフォルニア州オレンジカウンティの慈善団体「ミラクルズ・フォー・キッズ」に寄付をしたことで話題となりました。
「賞を勝ち取り寄付してくれたショウヘイ・オオタニを祝福したい」感謝の声
Embed from Getty Images大谷翔平選手が寄付したのは所属しているエンゼルスとも関係の深い、闘病中の家族や子供を支援する非営利団体「ミラクルズ・フォー・キッズ」です。
ファンの反応
命の危険がある病気と闘う子どもたちとその家族への寄付に対し、ファンの反応は称賛でいっぱいでした。
「翔平君の行動にはいつも敬服します」「大谷選手らしく心優しい選択ですね」「これは本当に素晴らしい!」「フィールド内外で真のエンゼルだね」「素晴らしいです!」
などのコメントがSNSに寄せられています。
寄付先であるミラクルズ・フォー・キッズからも、感謝のメッセージが寄せられました。
「賞を勝ち取り寄付してくれたショウヘイ・オオタニを祝福したいと思います! ありがとう、ショウヘイ!」
MLBの寄付文化
MLBでは選手会で表彰された選手が賞金慈善団体に寄付することが慣例になっており、寄付の風習が伝統的に根付いています。
節税対策と冷ややかに見る向きもありますが、MLBのある米国や、その他欧州でも、多くの著名アスリートが自分が貢献したい分野で基金を設立しています。
日常的に寄付をすることに馴染みのあるアメリカでは、寄付文化が当たり前のように浸透しています。
野球の本場MLBでは、球団や選手による社会的な活動とともに、野球が人々にとってなくてはならないものとなっているのです。
大谷翔平のインタビューに見る目標達成への道しるべ
Embed from Getty Images大谷翔平選手はインタビューの中で、大元となる目標を達成するための具体的な期限と数字をしっかり明確にし、可視化したフレームワークに書き記すことの大切さを語っています。
その手段である目標達成シート(マンダラチャート)は巻東高校時代、佐々木洋監督の教えによって始めたものでした。
「人間性」や「運」が試合の勝敗を決める
大谷翔平選手は「人間性」や「運」が試合の勝敗を決めることもあり、ここぞという大事な場面にそれらが必要なものであると述べています。
大谷選手はプレーのパフォーマンス向上には、ゴミ拾いひとつからすべてがつながっていると考えています。
「楽しいかどうかではなく、正しいかどうかで行動しなさい」
これは大谷翔平選手の行動の源となる、佐々木洋監督の教えです。
正しい方向に向かって努力をし続けることが、成功への道なのでしょう。
失敗は成功へと導く「発見」のもと
大谷翔平選手は失敗から次に繋がるものが得られると、それを次に向けてのモチベーションにしているそうです。
目標達成シートで具体的に目標を立てて主体的に活動することで、失敗もモチベーションの向上につなげられるのでしょう。
大谷選手は目標達成シートで自分を俯瞰して見つめることで、足りない部分を発見して次に活かしています。
技術だけじゃない、大谷翔平
世界最高峰で活躍するメジャーリーガー大谷翔平選手。
グラウンドでの行動やファンへの対応もさることながら、寄付活動にも積極的なことから人格者と報道されることもあるようです。
大谷選手は人間性が勝敗を決める大事なものと捉え、沢山の失敗や挫折から学ぶ姿勢を崩しません。
決して慢心することなく、目標を達成するためにますます進化し続ける大谷翔平選手の今後のさらなる活躍に注目です。