ケツメイシとは?
ケツメイシはRyo(MC)、Ryoji(Vo)、大蔵(MC)、DJ KOHNO(DJ)によるラップグループです。グループ名は、中国で古代より下剤などに使用されている薬草『決明子(けつめいし)』が由来であり、薬草の効用になぞらえて『全てを出し尽くす』という意味が込められています。1993年に結成され、2001年のシングル『ファミリア』でメジャーデビューを果たした後、2005年のシングル『さくら』で一躍世間の注目を集めました。同年リリースしたアルバム『ケツノポリス4』ではダブルミリオンの大ヒットを記録しています。
ケツメイシとFUNKY MONKEY BABYSがチャリティーソングをリリース
ここからはケツメイシさんがこれまでに行ってきた寄付やチャリティー活動について紹介していきたいと思います。
ケツメイシは2011年に、同じくミュージシャンのFUNKY MONKEY BABYSと東日本大震災復興応援チャリティーソング『ライジングサン』を作成&リリースしました。この『ライジングサン』は2011年9月から配信限定で発売され、収益は全て東日本大震災の被災地へ寄付されました。
また、ケツメイシはFUNKY MONKEY BABYSと共に宮城・国営みちのく杜の湖畔公園で行われる東日本大震災復興応援企画『みちのく力くらべ ~いぐべおめぇだづ~』に出演し、楽曲を披露したそうです。この『みちのく力くらべ ~いぐべおめぇだづ~』は東北地方で音楽やイベントの仕事を生業とする人々が集まった『みちのく力くらべ実行委員会』が立ち上げた復興応援のためのプロジェクトでした。もともと被災地でのライブを考えていたケツメイシは『今、東北に必要なのはライブです。歌です』とオファーを受け、出演を決めたそうです。この時ケツメイシは『やるからには、同じ気持ちで、同じ方向を向いてる奴らと一緒にやりたい』と話し、FUNKY MONKEY BABYSとの出演に繋がりました。
同じ志をもった者同士がこういったチャリティー活動に取り組んでいるのは、とても素晴らしいことだと感じますね。
ROOTOTEチャリティーイベントに参加
ケツメイシのメンバーは『第5回 ROOTOTEチャリティーイベント』に参加し、チャリティーグッズの作成をしています。2011年4月4日(月)~10日(日)の期間に行われたこの『第5回 ROOTOTEチャリティーイベント』は表参道ヒルズ本館にて開催され、合計で13,852名の方が来場されたそうです。このイベントではチャリティーライブやチャリティーオークションなどが行われ、売上金は東日本大震災で被災された子ども達の支援のためにセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付されました。チャリティーオークションでの寄付金額は最終的に5,240,377円にもなったそうです。
ケツメイシのメンバーはこのオークションに参加し、オリジナルのグッズを販売。この時、メンバーからは以下のようなコメントが寄せられています。
『世界中の子供達の笑顔が一つでも増えますように、と願いを込めてデザインしました。表面はケツメイシ「子供達の未来へ」の自分の歌詞の一部を英訳。裏面は我が子にこのコンセプトを伝え、一緒に描きました。』
『笑い声の大きさを比べる世界になりますように。(地球の絵は、長女が勝手に描いておりました。申し訳ありません。)』
まとめ
いかがでしたか。ケツメイシは他のアーティストとコラボレーションしてチャリティーソングを作ったり、チャリティーライブに参加したり、メンバー個人としてもチャリティーオークションに参加するなど積極的にチャリティー活動に取り組んでいることが分かりました。音楽活動をする中で、こういった活動にも熱心に取り組んでいることを知ると、ますます彼らを応援したい気持ちになりますよね。ケツメイシの今後の活動にも期待しましょう。