Mr.Childrenとは?

出典:www.mrchildren.jp

Mr.Childrenはヴォーカルの桜井和寿、ギターの田原健一、ベースの中川敬輔、ドラムの鈴木英哉からなる日本のロックバンドです。同級生だった桜井、田原、中川が前身バンドを組み、1989年に現メンバーにより結成され、1992年5月にアルバム『Everything』でメジャーデビューを果たしました。1994年発売のシングル『innocent world』は『オリコン年間シングルランキング』1位に輝き、同曲で『第36回 日本レコード大賞』を受賞しています。また、1994年~96年上半期に発売したシングルは全て100万枚を突破するという記録を打ち立て、日本を代表するロックバンドとなりました。2004年のシングル『Sign』では日本のバンド史上では初となる2度目の日本レコード大賞を受賞しています。

Mr.Childrenが取り組んできたチャリティー活動まとめ

音楽での活躍が注目されがちなMr.Childrenですが、実は昔から数多くのチャリティー活動に取り組んできたことをご存じでしょうか?Mr.Childrenのチャリティー活動はあまりにも数が多いため、ここからは代表的な活動についてまとめていきたいと思います。

阪神淡路大震災の被災者支援として楽曲の売り上げを全額寄付

 Mr.Childrenは1995年にリリースされ、180万枚超の売上を記録した『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』の印税と売上の全額を阪神・淡路大震災への義援金として寄付しています。こちらの楽曲はYouTubeで聞くことが出来るので、興味がある方は是非聞いてみてくださいね。

チャリティー企画ユニット『N.M.L.』での売り上げを寄付

ヴォーカルである桜井和寿さんは2001年に、同じくミュージシャンの坂本龍一さんが率いる、地雷撲滅を訴えかけるチャリティー企画ユニット『N.M.L.』に参加しています。こちらの『N.M.L.』では地球上から地雷をなくしたいという想いを込めたチャリティーソングである『ZERO LANDMINE』がリリースされました。この楽曲の作曲は坂本龍一さんが担当し、イギリスのシンガーソングライターであるデヴィッド・シルヴィアンさんが作詞を手がけ、桜井和寿さんがヴォーカルを担当しました。
 
この時のチャリティーソングの売り上げは、全て地雷除去の支援に寄付されたといいます。

環境保全活動等を行う『ap bank』の設立

出典:fes23.apbank.jp

桜井和寿さんは音楽プロデューサーの小林武史さんやミュージシャンの坂本龍一さんと共に、2003年6月に環境保全活動等を行う『ap bank』会社を設立しています。こちらの『ap bank』は環境プロジェクトの融資など、持続可能な社会を目指す様々な活動を行っている会社です。また、2014年1月にはap bankの活動の一環として『Bank Band』を結成し、音楽を楽しみながら環境問題境をより身近に考えることができる野外音楽イベント『ap bank fes』などのイベントを開催しています。これらの活動から得た収益は活動資金、環境をはじめとするさまざまなプロジェクトの支援や推進のための資金として使われているそうです。音楽を通じて環境問題に取り組んでいる姿をみると、とても桜井和寿さんらしいと感じますね。

貧困撲滅キャンペーン『ホワイトバンドプロジェクト』への参加

2005年に桜井和寿さんは貧困撲滅キャンペーンの1つである『ホワイトバンドプロジェクト』に参加しています。『ホワイトバンドプロジェクト』は『貧困撲滅の意思表示として手首に白い布など(ホワイトバンド)を巻き、メッセージを発信する』という方法で、世界の貧困問題への意識を高める活動です。日本では特にアーティスト、タレント、スポーツ選手などの著名人が無償でCMに出演し、ホワイトバンドを広める役を果たしたことで話題になりました。桜井和寿さんをはじめとした多くの著名人の参加により、こちらのホワイトバンドは日本だけで450万本も売り上げ、世界の貧困問題に対する意識を高める効果があったとされています。

まとめ

いかがでしたか。Mr.Childrenは日本の音楽シーンに刻まれる数々の偉業を成し遂げながらも、長年多くのチャリティー活動に取り組んできたことが分かりました。Mr.Childrenは今回紹介した活動以外にも様々なチャリティー活動に取り組んでいますので、ファンの皆様や慈善活動に興味があるかたは是非調べてみて下さい。