二階堂ふみとは?
二階堂ふみさんは1994年9月21日生まれ、沖縄出身の女優・モデルです。雑誌『ニコラ』専属モデルとして活動を開始し、その後はドラマや映画、PVなどに多数出演しています。2011年には映画『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を日本人で初めて受賞しました。二階堂ふみさんはその他にも『悪の教典』、『平清盛』、『脳男』、『翔んで埼玉』、『人間失格 太宰治と3人の女たち』などの作品に出演しています。
二階堂ふみが髪をバッサリ!『ヘアドネーション』を行う
二階堂ふみさんについてのチャリティー活動をしらべていくと、2019年に自身のインスタで発表した『ヘアドネーション』が話題となっていることが分かりました。『ヘアドネーション』とは小児がんや白血病などの病気、不慮の事故等で髪の毛を失った子どもたちに対し、医療用ウィッグを無償で提供する活動であり、髪を寄付することで参加できます。今回参加したヘアドネーションについて、二階堂ふみさんは以下のようにコメントしました。
『髪の毛をヘアドネーション。知ることで“私にもできる”事が増えるのは、嬉しいです』
この投稿に、ファンの皆様からは数々の賞賛の声が寄せられています。
『素晴らしいそしてありがとう』
『わたしも去年と3年前の2回ヘアドネーションしました!』
『私も子供と一緒に伸ばし中です』
動物愛護や環境保護の発信を積極的に行う
二階堂ふみさんは動物愛護や環境問題の発信や取り組みに積極的なことでも有名です。2021年に放送された『徹子の部屋』では、現在7匹の保護権や保護フェレット、猫たちと一緒に暮らしていると明かしています。動物愛護や環境保護に興味をもったきっかけとして、二階堂ふみさんは以下のようなコメントを残しています。
『約8年前に、ご縁があってフェレットと生活するようになったんです。一緒に暮らすと、動物はこんなにも気持ちのやり取りができるのかと驚きました。フェレットは猫や犬と比べると生体販売の価格が安いというペット産業の問題があると知り、人間至上主義の社会の中で自分は搾取をする側だと思うようになったんです。それから、アニマルライツのことを気にかけるようになり、最初はファーから始まってレザー製品や羽毛産業の現状を知り、ファッションの環境汚染や環境負荷の問題も視野に入ってくるように。雇用問題や児童の搾取など人権問題についても知るきっかけになりました。
自分が知らなかった、知ろうとしなかったことで、こんなにも問題があり、加担していたことが恥ずかしいと思いましたね。社会的な責任を果たしているブランドのものを買うようになり、自分のものとしてお金を支払う時も、衣装として着る時も、できるだけ犠牲を生まないものだけで身を固めたいという思いが強くなりました』
環境を意識した『木の実のコート』を発表
出典:numero.jp
環境保護に関心の強い二階堂ふみさんは、日本のブランド『カポックノット』と協業し、木の実の繊維を素材に使ったコートを発表しました。『カポックノット』商品は、従来のダウンの服に使われる羽毛の代わりにインドネシアに自生する『カポック』という木になる実に詰まった繊維を中綿に使用し、動物を犠牲にせずかつ軽量で高い保温性を実現しているそうです。
今回こういった商品を発表した理由として、二階堂ふみさんは以下のようにコメントしています。
『サステナブル(持続可能)な服や、私が大事にしていることを知ってもらいたい』
『動物を犠牲にしていない服を選びたいと思うようになった』
『生産背景がクリーンな服を選択することは、自分の心を軽やかにしてくれる。ファッションは自己表現』
まとめ
いかがでしたか。二階堂ふみさんは自身が動物と暮らし始めたことをきっかけに、環境問題や動物愛護に興味関心をもち、様々な活動に取り組んでいることが分かりました。演技において唯一無二の表現力や存在感を評価されている彼女は、チャリティー活動においても自身の信念をもって参加しているのだろうと思います。今後も二階堂ふみさんは、環境や動物を保護する活動や発信を積極的に行っていただきたいと感じました。