北川景子とは?

北川景子さんは1986年8月22日生まれ、兵庫県出身の女優です。雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルをきっかけに芸能界入りし、女優に転身しました。これまでドラマ『家売るオンナ』や映画『パラダイス・キス』などの数多くの人気作に出演しています。また女性の『なりたい顔』ランキングに選ばれるなど、特に女性達から絶大な人気を誇っていることでも有名です。2016年1月には歌手でタレントのDAIGOと入籍しています。

所属事務所スターダストプロモーションによる被災地支援

出典:stardust.co.jp

北川景子さんが所属する事務所スターダストプロモーションは、東日本大震災大震災が起こったのちに多くの被災地支援に取り組んでいます。北川景子さんやその他の所属タレントもこれらのチャリティー活動に参加し、チャリティーライブやオリジナルグッズ販売、タレントの私物オークションなどの収益を寄付しているそうです。以下はスターダストプロモーションによるチャリティー活動の一部をまとめたものです。

 ・2012年 復興支援ライブの収益や募金による17,883,860円を『日本赤十字社』と『一般社団法人みやぎびっきの会』に寄付

 ・2014年 『東日本大震災復興支援ア・カペラ&アコースティック チャリティライブ』の収益金を合わせた

総額38,918,502円を『福島大学うつくしまふくしま未来支援センター』に寄付

 ・2016年 岩手県・陸前高田市コミュニティホールにおけるフリーライブ《復興応援》スターダスト☆レビュー ア・カペラ&アコースティックフリーライブ『一緒に歌いませんか』にて、国各地で皆様から募った義援金10,000,000円を『岩手大学イーハトーヴ基金』に寄付

 ・2016年 熊本地震復興支援チャリティライブ 『No Ballads 120分』の収益金とライブ会場での募金合わせた金額10,000,000円を、大西一文熊本市長を通じて『くまもとエンタメ支援金』に寄付

 スターダストプロモーションはこのほかにも様々なチャリティー活動に取り組んでおり、寄付金もかなりの金額になることが分かります。芸能事務所としてかなりチャリティー活動に熱心な印象を受けました。

北川景子さんは阪神淡路大震災での被災者

出典:oricon.co.jp

これらのチャリティー活動に参加し熱心に支援を続ける北川景子さんですが、その理由として彼女が阪神淡路大震災での被災者であることが関係しているようです。北川景子さんはメディアで阪神淡路大震災で被災した時の事を『同級生の半分くらい命を奪われたのを目の当たりにしました』と語っており、自身も助かったとはいえ家にある時計やピアノなどの家族の大切な思い出の品が壊れているのを見て『全て終わった』と絶望を感じたそうです。被災した当時まだ8歳の女の子だった北川景子さんは、まだ幼い弟の手をひっぱってパジャマのまま裸足で走って避難したといい、被災による苦痛はとても大きかったと思います。

北川景子さんはこういった体験をしているからか、東日本大震災が起きた後に以下のようなコメントを残しています。

『私も8才の頃に大震災で大切なものをたくさん失い、傷ついた一人です。その当時、被災者の方々を見て、身体的には元に戻れても、一度傷ついた心が修復されることは難しく、修復されるまではとても長い時間がかかるものだと幼いながらに悟りました。今私は、一度同じ経験をしたものとして、少しでも出来ることを見つけようとしています。まだまだ不安が続くなかですが、どうか、今以上気を落とされることなく、皆様にまた笑顔が戻りますように心からお祈り申しあげます』

まとめ

いかがでしたか。北川景子さんは所属事務所が取り組む多くのチャリティー活動に参加し、これまで被災地に多くの支援をしてきました。それらの活動をみていくと、北川景子さんが幼い時に体験した阪神淡路大震災での体験が関係していることが分かります。実際に被災した方だからこそ分かる気持ちがあるのでしょう。北川景子さんのチャリティー活動でのコメントを見てみると、被災による心の傷は一時の寄付などでは癒されないことが感じ取れました。被災者の心の回復は長い時間がかかるため、災害を風化せずに被災地や被災者の心に寄り添っていきたいですね。