出典:sirabee.com

2022年7月現在でチャンネル登録者数1,020万人を誇る人気YouTuberのはじめしゃちょー。

YouTuberの寄付事例は時に話題となりますが、はじめしゃちょー氏も自身の寄付をYouTubeにて何度か報告しています。

この記事では、はじめしゃちょー氏の寄付事例をエピソードを交えて3件紹介します。

Hikakinに賛同し「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」に1,000万円寄付

はじめしゃちょー氏は2020年5月23日に、人気YouTuberのHikakinがYahoo!基金と協力して立ち上げた「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」に1,000万円寄付したことを報告する動画をYouTubeに投稿しました。

はじめしゃちょー氏は動画内で、寄付する金額についてかなり悩んだという旨の発言をしています。

Hikakin氏は1億円を寄付しており、はじめしゃちょー氏自身も同額の寄付を考えたが、スタッフとの相談の上、入金のスピーディーさや諸条件を考慮すると1,000万円がベターな選択だという結論に至ったという。

寄付金の使途が明確だった「コロナ医療支援募金」

以前にも支援の声掛けが数多くはじめしゃちょー氏へ届いていたようだが、「具体的にどう使われるのか不明瞭な募金活動があった」と複雑な心境を語っている。

その点において、Hikakin氏の立ち上げた「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」は以下のように寄付金の用途を公開していました。

  • 東京都などの自治体を通じて、医療現場にマスクや消毒液、防護服などの医療用品を配布
  • 医療従事者のニーズに応じた活動を行うNPOへの支援
  • 感染防止活動を行うNPOへの支援

これらの用途が明瞭であったことと、はじめしゃちょー氏本人が信頼しているHikakin氏が立ち上げたプロジェクトということから、今回の寄付を決意したとはじめしゃちょー氏は述べています。

「偽善者と呼ばれても構いません」はじめしゃちょーの寄付にかける思い

動画の最後では「偽善者と呼ばれても構いません。寄付した金額やこの先どう活動していくのか、意思があるのかなどをまとめて話させていただきました。本当の闘いはここからだと思うので、可能な限りみんなで力を合わせながら、全員の元あった日常を取り戻せればなと思います」と自身の思いを述べています。

動画に対しては多くの賞賛のコメントが届いており、「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」を盛り上げる結果となりました。

「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」は2020年5月21日から同年6月30日にかけて行われ、21万6295人が寄付した結果寄付金の総額は3億7,061万274円となりました。

大雨・土砂災害を受けた静岡県熱海市に200万円を直接寄付

はじめしゃちょー氏は2021年9月26日、大雨・土砂災害を受けた静岡県熱海市に200万円を寄付する様子をYouTubeに投稿しました。

動画の内容は、静岡県在住のはじめしゃちょーが熱海市役所を訪れ200万円を直接手渡しするというもの。

「静岡県に住む者として少しでも僕に何かできることがないかと思って、寄付させていただきました」と寄付の経緯を説明し、「熱海すごい好きで旅行も何度か行ったことがあるんですけれど、また前のように戻ることを心から祈っております」と熱海への思いを語っています。

遊戯王カード約5万枚を売却し日本赤十字社に寄付

大のカードゲーム好きとして知られるはじめしゃちょーは2019年5月20日、トレーディングカードゲーム『遊☆戯☆王OCG デュエルモンスターズ』のカード約5万枚を売却する動画をYouTubeに投稿しました。

遊戯王カード約5万枚の査定結果は41万円で、はじめしゃちょー氏はこの売却額を全て日本赤十字社に寄付しました。

動画にははじめしゃちょー氏を賞賛する多数のコメントが寄せられました。

インフルエンサーの社会貢献のロールモデルとなったはじめしゃちょー

出典:news.mynavi.jp

はじめしゃちょー氏の寄付事例を3つ紹介しました。

数多くの視聴者を抱えるインフルエンサーとして、はじめしゃちょー氏の社会に対する貢献の姿勢はロールモデルとなっています。

同じくインフルエンサーの象徴となっているHikakin氏のように、国内のYouTuberが社会に良い影響を与えているのは良い傾向ですね。

はじめしゃちょー氏の今後の動向にも要注目です。