ひろゆきとは?

西村博之さん通称『ひろゆき』は2ちゃんねるの創業者であり、日本の実業家、YouTuberとして有名です。現在はフランスに在住しており、フランスからリモートで配信したり番組に出演しているため見たことがある方も多いと思います。

そんなひろゆきさんは実は寄付活動に積極的に取り組んでいることをご存じでしょうか?本記事ではそんな、あまり知られていないひろゆきさんの寄付活動について紹介していきます。興味がある方は是非最後までご覧になってください。

ひろゆきが行ってきた寄付活動について

ここからはひろゆきさんが今まで行ってきた寄付活動について紹介します。

児童養護施設にPCを無償で配ろうプロジェクト

こちらのプロジェクトは2021年にひろゆきさんが発案しはじめた寄付のための企画です。寄付の概要は、児童養護施設のパソコン環境が整っていない子供たちにパソコンに触れてもらうため、パソコンを無料で寄付するといったものでした。

現代ではパソコンスキルが仕事でも必須のスキルとなってきているため、入口がゲームでも良いからパソコンに触れられる環境であることは将来の能力開発に重要だと述べています。そのため寄付するパソコンはマインクラフト、Apex Legends、フォートナイトなどがしっかりと動くスペックのものを厳選しました。

児童養護施設にPCを無償で配ろうプロジェクトには数多くの方が賛同し寄付をしました。寄付の総額は約5000万円にもなり、96の児童養護施設に323台のパソコンを無償で寄付することが出来たといいます。

また寄付金だけではなく、Webカメラやキーボードをロジクールから頂いたり、マウスコンピューターから無償贈呈があったそうです。このプロジェクトを立ち上げたひろゆきさん自身も、個人で500万円以上寄付しています。

福岡中間市PRアドバイザー

出典:nhk.or.jp

ひろゆきさんは2022年に福岡県中間市のPR活動などに協力するアドバイザーに就任しています。2022年5月に開かれた協定の締結式にひろゆきさんはフランスからオンラインで出席し『大きな自治体ではできないようなことを、中間市で試験的にやってみて結果を出したい』と話しています。

ひろゆきさんは今後アドバイザーとして市のPR活動やインターネットを活用したコミュニケーションについて提案や助言を行い、アドバイザーとしての報酬は全て中間市の子どものための施設などに寄付するそうです。

東日本大震災支援でのマッチングギフト

2011年の東日本大震災が起きたとき、多くの企業が義援金を募っていて、中にはマッチングギフトをする企業もありました。マッチングギフトとはユーザーが寄付した金額と同額を企業が上乗せして寄付する仕組みのことです。この時ひろゆきさんは『1000万円の寄付をすると倍額にしてくれる?計画』を試みていました。

これまでにひろゆきさんは新潟県中越地震の際に赤十字に1000万円以上の寄付をしていたそうで、赤十字に対してマッチングギフトをしてくれる企業に1000万円の寄付を行いたいと語っていました。金額が大きかったため特例となったようですが、しっかりとマッチングギフトが行われたようです。

ひろゆきの寄付に対する考え方とは?

ひろゆきさんはTwitterやYouTubeでこれまで寄付に対する意見を述べてきました。その中でも特にひろゆきさんの寄付に対する考え方が伺えるコメントがあったので紹介します。

ひろゆきさんのコメント

『寄付した人を「売名」とか叩くのが良くない理由。被災地は、売名だろう偽善だろうと現金が必要です。”売名”でも”偽善”でも、お金で被災者は救われます。「売名になるからお金を寄付しよう!」って人が増えることで、寄付の額が増えるので、売名を許容したほうが、救われる人が多くなりますよ。』

ひろゆきさんは周りからどう思われるかや、自分がどんな動機で寄付するかよりも、結果的に困っている人が助かるかどうかを重視して寄付をしているようですね。

まとめ

いかがでしたか。ひろゆきさんは合理的で倹約家のイメージがある方も多いと思いますが、その裏で大規模な寄付企画を立ち上げたり、個人的に多額の寄付をしている一面があることが分かったと思います。ひろゆきさんの言うようにどんな理由であっても寄付を受けた側が助かるのは事実ですので、寄付に興味がある方は小額から寄付を始めてみてはいかがでしょうか。本記事が皆様の参考になれば幸いです。