SDGsは、「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という国際目標のことです。近年では、ブランドイメージアップや新しいビジネスが生まれるきっかけになるなど、多くの企業がSDGsの取り組みを重要視しています。

個人として、大いに活躍されている歌手のAIさんは、「ハピネス」「Story」など数多くの楽曲を送り出してきました。

そして、One Young World世界サミットオフィシャルサポーター就任や、自身のSNSメディアも立ち上げ、SDGsの発信に力を入れています。表現者として、2児の母として、社会問題に立ち向かうきっかけは何なのか、SNSメディア”TAP”について本記事でまとめました。

是非、最後までご覧になってみてください。

アーティストAIとSDGs

AIさんは、アメリカ合衆国・ロサンゼルス生まれ、鹿児島県鹿児島市で育ちました。ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力、バイリンガルでラップもこなせるストリート、アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで、ジャンル問わず唯一無二の存在感を放つアーティストとして、今もなお第一線でご活躍されています。

実力派アーティストである一方で、AIさんは2児の母として子育てにも奮闘しているようです。そんな毎日多忙な日々を過ごす彼女ですが、SDGsを知ったきっかけは、”人との出会い”だそうです。

彼女の性格上、難しい言葉に出会った後、自分から言葉の意味を調べたりすることはあまりないようです。しかし、SDGs関連の仕事を受ける機会が増えたり、周囲の人の影響を受け、興味を持ち遂に彼女自ら勉強するようになったのです。

TAP|Take Action for Peaceとは?

出典:prtimes.jp

AIさんは、2021年6月、SDGsの発信をテーマとしたメディア「TAP ┃ Take Action for Peace」をInstagramで開設しました。

次にTAPについて解説していきます。

AIさんが手掛けるメディア作りの心がけ

TAPでは、SDGsをテーマに様々な社会問題を取り扱い、誰にでも分かりやすい表現で発信されています。この分かりやすい発信にAIさんはインタビューにて以下のように話されています。

”最初は「まずSDGsって何なんだ」っていうところを等身大の言葉で分かりやすく伝えることを意識しています。今さら聞けない風潮にもなってきているじゃないですか。でもそれは普通のことで、「こんな風な未来を子どもたちに残したいな」という妄想や願いを大切にするところから始めればいいのではないかと思っています。”

参考資料:advertimes.com

アーティスト活動と2児の母の二足の草鞋を履くAIさんだからこそ、行き着いた分かりやすさに焦点を置いたTAPに今後も目が離せませんね。

”TAP”の由来について

TAPの由来は、 Take Action for Peaceの頭文字から取ったものです。ピースフルな世界の実現に向かって、誰もが取り組めることからアクションしていこうという意味が込められています。

2011年、関東大震災が日本を襲いました。被害を受けた当時の日本は誰もが先が見えず、暗い顔をしていました。そんな人々をみて少しでも勇気づけたい、笑顔を増やしたいという思いから「ハピネス」が生まれました。ポップな曲調に前向きな歌詞、多くの方がハピネスを聞き、勇気づけられたことでしょう。

アスリートが日々のハードな練習を乗り越えて必死に行う試合をみて、感動するように嘘偽りないAIさんが手掛ける楽曲には、、人の心を動かすパワーを感じます。

知らないことを強みに

TAPでは、分かりやすい情報発信を意識した心がけがなされていると同時にAIさん本人と共に学んでいこうという姿勢がみられます。AIさんの親しみやすい人となりも含めて、メディアを訪れた方が一緒に学び、行動してみようかなと思えるような工夫がなされています。
アーティストとしてだけでなく、2児の母としての顔があるからこそ、読者に寄り添う視点が生まれているのでしょう。

いかがだったでしょうか?アーティスト活動を続ける一方で、2児の母として多忙な日々を過ごしながら、SDGsに関する仕事にも積極的に取り組む姿に心動かされたのではないでしょうか。皆さんも、自分自身何かできることがないかと思ったら、まずSDGsについて知ることから始めてみましょう。この機会にTAPをフォローして、サステナビリティな視点をもった上で日々過ごしてみると、面白い発見があるかも知れません。