DREAMS COME TRUEとは?

DREAMS COME TRUEはボーカルの『吉田美和』さんとミュージシャンの『中村正人』の2人からなる日本の人気バンドです。長年音楽シーンの最前線で活躍してきたグループなので、知っている方もとても多いと思います。そんな人気バンドのDREAMS COME TRUEですが、実は東日本大震災の発生直後からこれまでに数多くの被災地支援を行ってきたことをご存じでしょうか?

本記事ではそんなDREAMS COME TRUEがこれまでに行ってきた東日本大震災への寄付に焦点をあてて、当時のコメントなどと共に紹介していきます。DREAMS COME TRUEが好きな方は必見の内容ですので、是非最後までご覧ください。

DREAMS COME TRUEが行ってきた東日本大震災の寄付について

DREAMS COME TRUEは東日本大震災が発生した5日後の2011年3月16日までに、緊急支援NGOの2団体へそれぞれ500万円ずつ、合計で1000万円の寄付をしたといいます。このことについて所属レコード会社は『アーティスト本人からの強い意思によるもの』であったと発表しています。発生してから5日後までに1000万円の寄付を個人の意思で行っていたなんて、その行動力や意志力にとても驚かされますね。

・コメントの紹介

この時の寄付について、DREAMS COME TRUEのボーカルである吉田美和さんは公式ブログで次のように語っています。

『今起こっていることに対して 自分たちが出来ること 必死でやりながら ここにいるからね。つよいこころで いるからね。寄りかかっていいからね。頼っていいからね。ここにいるからね』

『THE SOUL FOR THE PEOPLE』の全収益を寄付する

出典:dreamscometrue.com

東日本大震災の発生から約3か月後に、DREAMS COME TRUEは東日本大震災支援ベストアルバムとして『THE SOUL FOR THE PEOPLE』を緊急発売しています。DREAMS COME TRUEはこのアルバムから得たアーティスト収益(作詞・作曲・歌唱に対する印税収入)を、現在まで全て東日本大震災義援金として日本赤十字社に寄付しているといいます。その額は2020年まででおよそ1750万円以上とされていて、かなりの金額を寄付し続けていることが分かりますね。

『年末年始福袋内Tシャツ』の利益を全額寄付

2011年の12月にDREAMS COME TRUEはインターネットショップで『年末年始福袋内Tシャツ』を販売していました。その販売利益である216万円を被災地の義援金として全額寄付しています。

・コメントの紹介

『THE SOUL FOR THE PEOPLE』や『年末年始福袋内Tシャツ』の収益を全て被災地支援の為に寄付したことについて、DREAMS COME TRUEは以下のようなコメントを残しています。

『購入して下さった皆様の温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。この義援金が少しでも被災された皆様に役立つことを願うとともに、被災地の一日も早い復興を心から祈念いたします』

被災地で無料のアコースティックライブを行う

DREAMS COME TRUEは東日本大震災の発生した2011年に、被災者や支援者にエールを送るため岩手(陸前高田)、宮城(石巻)、福島(郡山)、茨城(北茨城)の4ヶ所において、自家発電の無料アコースティックライブを開催しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。DREAMS COME TRUEは東日本大震災の発生した直後から現在に至るまで、継続して被災地支援のために数多くの寄付やチャリティー活動を行っていることが分かりました。

東日本大震災が発生した直後は多くの芸能人や企業や一般の方が寄付を行い、日本の寄付額は大幅に増加しました。しかし、震災から10年以上たった現在まで継続して寄付を行っている方はとても少ないと思います。

寄付は出来る範囲で継続することが大切だとされているため、DREAMS COME TRUEの寄付を続ける姿勢には学ぶものが多いと感じました。東日本大震災の被害で苦しんでいる方は今も数多くいらっしゃいますので、もし『自分にも何か出来ることはないか』と感じた方は、出来る範囲で寄付をはじめてみてはいかがでしょうか。