HIKAKINが行った新型コロナ医療支援募金について
HIKAKINさんは言わずと知れた日本のトップYouTuberです。そんなHIKAKINさんは実はこれまでに巨額の寄付を何度か行っています。本記事ではこれまでに行われた2つの大きな寄付に焦点をあてて紹介していきたいと思います。
コロナ医療支援募金
HIKAKINさんはYahoo!基金と協力してコロナ医療支援募金を立ち上げました。このコロナ医療支援募金は『命を守る人を支えたい』をコンセプトに、医療従事者への支援を行っています。こちらの募金は2020年5月21日~2020年6月30日まで行われ、HIKAKINさん自身も巨額の寄付を行いました。
1億円以上の寄付をする
HIKAKINさんはコロナ医療支援募金への募金を動画で呼びかけた際に、自身が寄付する最初の1人として1億円を寄付したことを明らかにしています。動画内では実際に1億円の寄付がされた画面がうつり、支払い方法などを解説した際にも自身の講座やポイントから追加で寄付を行いました。
ただ寄付を呼びかけるのではなく、実際に自分が1億円を寄付してから、謙虚に医療従事者への支援を呼びかけたこの動画には多くの賛同の声がよせられました。HIKAKINさんはこの動画を拡散するだけでも支援の輪が広がると呼びかけており、現在までにこの動画は400万回以上再生されています。
寄付金は3億円以上に
約1か月あった募金期間の間になんと20万人以上の方が募金を行い、最終的な募金金額は3億7千万円以上となりました。HIKAKINさん自身の募金が占める割合も大きいですが、HIKAKINさんの動画で募金が周知されたことによって、ここまでの協力を得られたのだと考えられます。
寄付金の使い道
こちらのコロナ医療支援募金に集まった募金は以下のような支援に使われると発表されています。
①東京都などの自治体を通じて、医療現場にマスクや消毒液、防護服などの医療用品を配布
②医療従事者のニーズに応じた活動を行うNPOへの支援
③感染防止の活動を行うNPOへの支援
HIKAKINからのコメント
HIKAKINさんはコロナ医療支援募金について、以下のようなコメントを残しています。
HIKAKIN『今回のプロジェクトを開始した時点では、ひょっとしたら、感染拡大状況の収束が見えてくるのかな、と思っていました。しかし、1ヶ月経った現在の状況を見ますと、従来のような日々に戻ることは今すぐには難しいと感じていますし、むしろこれからのひとりひとりの行動が大切になると思っています。そして、寄付だけでなく、各自で感染予防していくことも医療関係者への応援にもつながります。一刻も早い収束に向かうよう、これからも僕なりにできることがあれば、やっていけたらと思います。今回、僕からの呼びかけに、想像を遥かに超えるたくさんの皆さまにご協力いただけたことを、大変嬉しく思っています。本当にありがとうございました。』
登録者数1000万人記念を中止して行われた1000万円の寄付
HIKAKINさんは自身のYouTubeチャンネル登録者1000万人記念の際にも、新型コロナ医療支援の寄付を行っています。
登録者数1000万人記念企画をするはずだったが…
HIKAKINさんは自身のYouTube登録者が1000万人を突破するタイミングで1000万円を動画に使った大型企画をやる予定でした。実際に楽しみにしていた視聴者も多かったのですが、新型コロナウイルスが蔓延している状況を鑑みてこちらの企画は取りやめとし、そのかわりに企画で使うはずの1000万円を医療支援として寄付したのです。
HIKAKINの思いとは
HIKAKINさんはこの決断について、以下のようなコメントを残しています。
HIKAKIN『今のコロナの状況を見たときに、1000万円を1本の動画に使うより、もっと他にできることがあるんじゃないかと思いました。コロナの感染者は一時期減った時期もありましたが、今が過去最悪の感染爆発という状況になっていしまいました。
そんな中、2020年から1年半、500日以上、医療従事者の皆さんはこの終わりの見えない中、ずっと戦い続けてくださっています。そして今、日本はほぼ医療崩壊を起こしています。そんな状況を見て自分なりに考えた結果、この1000万円は全額、コロナの医療支援に募金することに決めました』
まとめ
HIKAKINさんは日本のYouTube業界を牽引してきたトップYouTuberでありながら、常にストイックに動画に向き合いつつ、自分に出来ることを見つけて寄付活動にも全力で取り組むところが素晴らしいですよね。HIKAKINさんの寄付活動を見ていく中で、私たちもHIKAKINさんの生き様から学ぶべきことがたくさんあると感じました。