俳優の志尊淳さんが、2020年6月8日、医療従事者を応援するために、日本赤十字社と共同募金会へ計1000万円を寄付することをご自身のインスタグラムで報告しました。
志尊淳さんコメント
皆様へ。
この状況下の中で、日々〝自分にできる事はなんだろうか〟ということを考えていました。 その中で、家で自粛生活を送っている方々、最前線で戦ってくださっている方々等に少しでも笑ってもらえて、気が楽になって もらえるような事を自分ができたらなと思い、始めたのが、インスタライブ、#志尊の自粛部屋 です。
始めてみると、そこには本当に素敵な方々と素敵な笑顔が溢れていました。 何かの役に立ちたいという思いから出発しましたが、逆に僕が応援してくださっている方々に日々笑顔を頂いていました。 そして、この企画を大きく広げ、支えて下さった皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
今回、#志尊の自粛部屋 プロジェクトから、ここで生まれた楽曲とグッズの売上の一部、1000万円を日々戦ってくださっている医療従事者の方々に寄付をさせて頂くことになりました。
微力ですが、お役立て頂ければ嬉しいです。
まだまだ油断できない日々が続くことと思いますが、今も最前線で戦ってくださっている方々への感謝を胸に刻み、これからも 〝自分にできること〟
を日々考え、頑張って行こうと思います。
寄付の報告をしたこちらの投稿へは約3,500件ものコメントが寄せられました。
この記事では、志尊淳さんがなぜこのような活動を始めたのか、そのきっかけやファンの皆さんの反応についてご紹介します。
志尊淳さんが活動を始めた理由
新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に、ネガティブな気持ちになる人は多く、またその中で闘っている方もいるという状況の中、”自分にできることはなんだろう?”と思い、インスタグラムの『#志尊の自粛部屋』という企画をスタートさせました。色んな方が笑顔になってくれるようなことをやりたいという思いが根底にあったそうです。
自分の体温を測って健康状態を報告したり、ファンの皆さんからの質問にリアルタイムに答えていくインスタライブでは、最大12万人もの方が同時視聴するという、とても大きなプロジェクトとなりました。
“今日も一日お疲れさまでした” という気持ちを皆さんに伝えたかったという志尊淳さん。ライブでは、これまでに見せてこなかった一面も披露され、ファンの皆さんとコミュニケーションを取れることも、楽しみの1つだったそうです。
みんなの思いが寄付へとつながった
ファンの皆さんからメッセージを募集して生まれた楽曲『きぼうのあしおと』とグッズ販売の売上げの一部から医療従事者に向けて寄付を行いました。
志尊淳さんコメント
楽曲『きぼうのあしおと』が完成しました。
僕たちにできることはあるだろうか。。。
叔父である宮﨑歩と相談したのが始まりでした。
普段はそれぞれ俳優、アーティストとして活動している僕たちですが
この曲を通して、聴いてくださった方々のお手伝いをさせて頂ければ嬉しいなという気持ちです。
でみなさんが今感じていること、言葉にしたいこと、やりたいことを聞かせて頂きました。その想いを受け取って、歌詞を考えました。素敵な想いをありがとうございました。
スタジオなどは一切使わず、曲作りも映像制作もそれぞれの家で身内だけでやらせて頂きました。
この曲を聴いて皆さんの気持ちが1秒でも10秒でも楽になったら嬉しいです。
これからもそれぞれの場所でそれぞれができることを発信していきたいと思っています。
最後に、今も戦ってくださっている方々に感謝を申し上げると共に
早く皆さんと笑い合える日々が来ることを祈っています。
ありがとうございます。
皆さんで是非歌ってくださったら嬉しいです。
志尊さんがプロデュースした公式グッズは、すぐに完売となったそうです。
ファンの皆さんの反応は?
志尊淳さんの寄付に対し、ネット上ではファンの皆さんから賞賛の声が多く寄せられました。
「志尊淳のファンであることを誇りに思います」
「自分一人では出来ないので、こういう機会を作って頂きありがとうございます」
「医療従事者の1人として、志尊淳さん、関係者の皆様、志尊の自粛部屋メンバーの皆様に拝謝申し上げます。」
「マイナスな気持ちの人が多い中で、自分が出来ることは何かを考えて行動できるなんてかっこいいです。私もそんな人になりたいです!」
有名人の寄付は、日本においては売名行為だと言われることが多い中、堂々と取り組まれる志尊淳さんの姿は、多くの方の心に響いたと思います。ステイホームの状況を逆手に取り、いい形でファンの皆さんを巻き込めたことが、今回のような素晴らしい結果につながったのではないでしょうか。志尊淳さんの今後のご活躍を楽しみにしています。