PEACE WALKは「平和に向けて歩きだそう」のコンセプトのもと、歩いてウクライナ紛争で被害を受けた方々に支援を届ける企画です。参加者は応援したい団体のためにウォーキングをし、その歩数に応じて日本寄付財団が各団体にマッチング寄付を行います。

公式サイト:

https://congrant.com/jp/peacewalk/

 PEACE WALK キックオフイベント

ジャーナリストの堀潤さんをファシリテーターに迎え、6月18日オンラインにて、PEACE WALKのキックオフイベントが行われました。

『今日は東京都心もそれほど強い日差しではなく、ウクライナのこと、今こうして穏やかに1日を過ごすことができない人たちのことを思いながら歩くのには、ちょうどいい天気かもしれません。』

このような堀さんの言葉で始まった、PEACE WALK キックオフイベント。ウクライナの現状や、わたしたちが今できることについて深く考えさせられるイベントとなりました。

PEACE WALK について

出典:congrant.com/jp/peacewalk

PEACE WALKは誰でも無料で参加することができます。平和への歩みを推進するために、歩くことで寄付を届けるというチャリティーウォーク企画です。日本からウクライナの距離約8000キロを歩数にすると、1200万歩となります。ウクライナへの平和、世界各地の平和への祈りを込めて、一歩また一歩と歩みを重ねることで、ウクライナ避難民支援団体へ支援することができます。

PEACE WALKを通じて、日本寄付財団がマッチング寄付を行います。皆さんが参加するごとに支援先団体へ1,600円のマッチング寄付が行われ、また歩いた歩数に応じて最大200万円のマッチング寄付が追加されます。公式サイトから参加エントリーし、スマートフォンアプリ「minpo」を使って寄付を届けることができます。

開催期間:2022年6月18日(土)6:00〜2022年7月1日(金)18:00

関係者コメント

●堀潤さん : ジャーナリスト/映画監督

出典:north-pro.com

皆さんが行動することによって、今支援を待つ人たちに様々なサポートを届けている団体を通じて支援することができます。ジャーナリストとして、何ができるのかということを日々考えておりました。本日は、現場で今何が起きてるのか、現場でどんな支援が必要なのか、それらを各団体の皆さんからお伺いさせていただき、ご参加してくださる皆さんのアクションが集うキックオフになればと思っております。

●一般社団法人日本寄付財団 : 主催団体

日本寄付財団は、資本主義に取り残された社会課題に着目し、新たな可能性を示唆していくことを目的に設立された団体です。日本寄付財団は、この社会課題を解決するために積極的な活動を行う皆さんを支援することにより、日本の寄付文化の再構築や基盤の底上げを目指しています。 今回の企画の目指すところは、戦争で現在とても苦しい生活を余儀なくされている一般の方々にフォーカスし、遠く離れた日本の僕らができることは何かを考え動いていくことにあります。本日のイベントでは 、各団体の皆さんの活動を知っていただき、寄付やウォーキングのご協力をお願いできればなと思っています。 

●コングラント株式会社:運営会社

出典:congrant.com/jp

ウクライナ紛争で被害を受けている様々な人々のために、皆さんの歩みとご寄付によるご支援を届けることができればと思います。このイベントの最中も、参加人数がどんどん増えています。今後も皆さんの歩みを進めていただきながら、各団体様へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 

支援先団体について

PEACE WALKでは8つの団体へマッチング寄付が行われます。支援先団体の皆さんより活動についてご紹介いただきました。

国連UNHCR協会

ウクライナ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアやモルドバなどの近隣諸国の当局やパートナー団体の皆さんと協力して、経済支援を拡大しています。

難民を助ける会(AAR Japan)

1979年に設立された40年以上の歴史を持つ、日本生まれの国際NGOです。今般のウクライナ難民支援を始め、現在16カ国で活動しております。

ワールド・ビジョン・ジャパン

世界の子供たちのために活動する民間最大級のNGOです。ウクライナ支援においては、ウクライナ国内周辺国において、緊急支援物資の配布や子どもたちの保護などの支援を行っております。

ピースウィンズ・ジャパン

ウクライナ国内とモルドバを中心に、国内避難民と難民の支援をしております。世界全体では約20ヶ国で展開しており、緊急人道支援を続けています。

テラ・ルネッサンス

元子ども兵士や、紛争で傷ついた方々の自立支援を世界7カ国で展開していて、現在ウクライナ西部のハンガリーで、難民や避難民の方々の生活支援や、現金給付の活動を行っています。

●RAFIQ 在日難民との共生ネットワーク

RAFIQはペルシャ語やアラビア語で友達という意味です。私たちは日本国内の難民支援をしていて、ウクライナの方が日本に難民申請をするときのサポートも行っています。

WELgee

WELgeeは”Welcome Refugee”の略です。日本に来られている難民や避難民の方々に向けて、就労やキャリアに特化したプログラムを運営しています。

ADRA Japan

命から世界を変えるをモットーに、人種、宗教、政治の区別なく支援に取り組んでいます。 ウクライナの人道支援では、食料や生活必需品の支援など、現地の状況において人々に寄り添った支援を届けています。

最後に

イベントを視聴されている皆さんからは、『貴重なお話をありがとうございます』『お互いのプレゼンに拍手し合っている姿に癒されました』『私もめちゃくちゃ歩きます』といった声が寄せられました。

『国内外を含めて途方に暮れてしまうような現状がありますが、何かをやろうと声を掛け合えるような社会であることが、本当に希望だと思います。こうした中でぜひ皆さん連帯していきましょう。各団体の皆さん、これからの活動は多岐にそして長期に渡るかもしれませんが、応援しております。そして視聴していただいている皆さんが、たくさん歩いてくださることが寄付につながります。ぜひご参加いただけると幸いです。』

という堀さんの言葉でPEACE WALKキックオフイベントは締めくくられました。

私たちの日常が応援になる、PEACE WALKは寄付について考えるとてもいい機会ではないでしょうか。ぜひご参加いただき、周りの方にもシェアしていただければと思います。