歌手・タレントの【misono】紹介

misonoさんは8日に自身のアメブロを更新し、子ども食堂と学童施設へ約410個の食器を寄付したことを報告しました。

misonoさんは1984年生まれの歌手でバラエティタレントです。お姉さんは同じく歌手の倖田來未さん。女優の倍賞千恵子さんや倍賞美津子さん姉妹は、遠縁の親戚にあたります。

歌手としては、2002年第44回日本レコード大賞・新人賞を受賞する実力。私生活では、2017年7月にロックバンドHighsidE(ハイサイド)のドラマーNosukeさんと結婚しています。明るく親しみやすいキャラクターで幅広く活躍中。

misonoさんが寄付した「子ども食堂」って?

子ども食堂の由来

今回misonoさんは子ども食堂と学童施設に食器を寄付しました。最近よく耳にするようになった子ども食堂ですが、実際どのような場所なのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

子ども食堂は、2012年に東京都大田区にある八百屋の店長が始めたのがきっかけと言われています。朝ごはんも晩ごはんも食べることのできない子どもたちの存在を知った店長が活動を開始しました。

さらに東京都豊島区の子ども支援団体が、自分たちの活動に取り入れたことで、次第に全国に子ども食堂の輪が広がりました。

子ども食堂の概要

子ども食堂とは、子どもが一人でも食事が可能な、低額または無料の食堂のことを言います。子ども食堂以外に「地域食堂」や「みんな食堂」と呼ばれることもあります。国や自治体が行っているものではなく、民間による自主的な活動です。

貧困問題や児童虐待に関連して、子ども食堂の必要性は増加しており、全国の子ども食堂の数は、現在では約6,000箇所にもなると言われています。

しかしほとんどの子ども食堂はその活動を寄付や支援に頼っているのが現状です。またスタッフやボランティアの確保も足りない場所が少なくありません。

子ども食堂の大きなメリットは、子どもの居場所を作り、あたたかい食事を低価か無料で提供すること。

そんな子どもたちの心と健康を守るためにも、子ども食堂の活動は継続的に行われることが何よりも大切です。

misonoコメント「必要とされているモノを贈れて良かった」

misonoさんは今回の寄付に関して「必要とされているモノを贈れて良かった」とコメントしています。misonoさんは関西でエステサロンを営業していて、そこで子ども食堂をしている人と知り合ったそうです。

寄付について「美來夢(京都店)と京都の実家にあった食器を寄付しました!」と説明。

寄付の場合、贈った品物やお金が本当に必要とされ、喜ばれることが大切。今回の寄付にmisonoさんは、さらにこのようにコメントしています。

「凄くお礼を言われたので逆に幸せな気分になれました…」

子どもたちにとって本当に必要なものを寄付できたことは、misonoさんとって大きな喜びだったに違いありません。

misonoさんは、これまでもボランティア活動やチャリティ、復興支援に子ども支援等を行っています。さらに2022年からは保護犬猫活動も開始したそうです。

社会的に弱い立場にある人たちをいたわり、暖かいまなざしで見つめるmisonoさんの活動は今後も広がりを見せてくれることでしょう。