ソフトバンクの中村晃選手が27日、乳がんの撲滅・早期受診の啓発を行う認定NPO法人「ハッピーマンマ」へ113万円寄付しました。またソフトバンクとしては593万2393円寄付し、球団として14年目になります。

中村晃とは

 小学校二年生で野球をはじめ、高校は名門の帝京高校に入学しました。一年生の秋から四番打者として活躍し、二年の秋から主将を務めます。高校通算60本塁打を放ち、二年夏から三期連続で甲子園に出場しています。高校卒業後はソフトバンクに入団し、ゴールデングラブ賞を獲得するなどチームの優勝に大きく貢献しました。

中村選手が寄付し続ける理由

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 中村選手は2018年から個人的に寄付を行っています。その理由は、ソフトバンクの元コーチである鳥越裕介さんが妻を乳がんで亡くされ、「鳥越さんがすごく辛い思いをされていたので、そういう思いをする人が一人でも少なくなるよう、僕もこの活動を広げて多くの人に知ってもらいたい」と願いをこめて始めました。

 昨季放った1安打につき1万円の寄付を行い、113安打放ったので合計113万円を寄付しました。また、【タカガールデー2022】と題して、6月11日・12日のヤクルト戦ではピンクリボン運動を実施し、選手がピンクのユニフォームを着用します。

2021年度の寄付の内訳

合計=593万2393円

<内訳>

439万1544円 ピンクリボンチャリティーオークション

113万0000円 中村晃選手

20万0000円 ロッテ・鳥越コーチ

12万0000円 ピンクリボングッズ売上の一部

9万0849円 マイナンバーホークス・ピンクリボンユニフォーム売上の一部