超豪華チャリティーソング

サザンオールスターズの桑田佳祐が同級生の佐野元春、世良公則、Char、野口五郎と豪華タッグを組み、チャリティーソング『時代遅れのRock’n’Roll Band』を制作しました。世界中の子供たちの明るい未来を願い、「桑田佳祐 feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎」名義で23日に緊急配信リリースします。

出典:special.southernallstars.jp

超豪華メンバー

今回桑田の呼びかけによって終結したメンバーは佐野元春、世良公則、Char、野口五朗の同級生5人組。今まで40年以上日本の音楽シーンの第一線を走り続けながら交わることがなかった人が桑田の呼びかけにより終結しました。

桑田佳祐

1978年にロックバンド・サザンオールスターズのボーカルとしてメジャーデビュー。サザンとソロの活動を交互に行い、ソロとして「波乗りジョニー」「白い恋人達」「明日晴れるかな」などがある。

佐野元春

1980年に、シングル『アンジェリーナ』でデビュー。現在は独立系レーベル「Daisy Music」を主宰し、インターネットを通じた音楽活動等でも先駆的な試みを続けている。

世良公則

1977年にレコードデビュー。わずか1年足らずで頂点に立ち一世を風靡した。ソロ活動開始以降は俳優業も本格的に開始。

Char

1976年『NAVY BLUE』でソロデビュー。1978年には『逆光線』『闘牛士』とヒットを飛ばし、同時期に登場した世良公則&ツイスト、原田真二の3人(グループ)と共に『ロック御三家』と呼ばれる。

野口五郎

1971年当初は演歌歌手としてシングル曲「博多みれん」でデビュー。2曲目の「青いリンゴ」からポップス歌手に転向してスマッシュ・ヒット、若い女性ファンの人気を獲得。

『時代遅れのRock’n’Roll Band』が生まれた背景

22年2月末、桑田が長年交流する世良と、久々に顔を合わせた際に、世界を一変させた新型コロナウイルスの脅威、全国各地で猛威を振るう自然災害、ロシアによるウクライナ侵攻…。さまざまな話題で盛り上がる中で、「同級生で協調して、今の時代に向けた発信ができないか?」というアイデアが生まれたそうです。突如世界を一変させた疫病、各地で多発する未曾有の自然災害、さらには海の向こうで今なお続く歴史の過ちを繰り返す惨劇。悲しみが世界中を覆う今この瞬間に、『あえて“時代遅れ”なやり方で、我々の世代が「音楽という名の協調」を楽しむ姿を発信し、その中で「次世代へのエール」や「平和のメッセージ」を届けたい』という想いの元『時代遅れのRock’n’Roll Band』の制作をスタートしました。

ニッポンのオヤジ、立つ!!!!!

桑田佳祐が作詞・作曲し、それぞれが歌唱とギター演奏で参加した「時代遅れのRock’n’Roll Band」の制作期間はなんとたった1ヵ月。どこか重々しい空気に抑圧され、自分の意見を言いづらいようなムードが蔓延する昨今、昭和世代が“同級生で集まって歌う”“タイムリーに世界情勢に声をあげる”など、前述したとおりあえて“時代遅れ”とも言われかねないアクションを起こすことで、“次の世代に向けたエール”と“平和のメッセージ”を届けたいという想いがこのタイトルには込められているそうです。

収益の一部を寄付

歌詞にある“子供の命を全力で 大人が守ること それが自由という名の誇りさ”という言葉を体現すべく、この楽曲を通じて得られる収益の一部は、困難に直面している世界中の子供たちの未来といのちを守るため、「Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)」に寄付されるそうです。

セーブ・ザ・チルドレンとは

出典:savechildren.or.jp

セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織です。日本では、1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で、行政や地域社会と連携し、子どもたちとともに活動を行っています。海外では保健・栄養、教育などの分野で活動するほか、自然災害や紛争における緊急・人道支援を実施。また、国内では、子どもの貧困問題解決や子ども虐待の予防などに向けた事業のほか、東日本大震災や熊本地震における緊急・復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動を行っています。

セーブ・ザ・チルドレン HP

https://www.savechildren.or.jp/