「ホリエモン」の愛称で馴染みの堀江貴文氏が、2019年8月23日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)にて、自身が刑務所の更生保護施設に寄付をしていることを明かしました。刑務所に服役していた過去をもつ堀江氏が更生保護施設への寄付に至るまでには、どのような思いがあったのでしょうか。

この記事では、堀江氏の更生保護施設への思いや更生保護施設とはそもそも何なのか、堀江氏によるその他の寄付について紹介します。

出所者の再出発を支える更生保護施設

出典:moj.go.jp

出所者の中には、頼ることのできる人がいなかったり生活環境に恵まれなかったりなどの理由で、すぐに自立更生ができない人がいます。更生保護施設はこうした人たちを一定の期間保護し、その円滑な社会復帰を助けることを目的とした施設です。

更生保護施設では、以下のことが行われています。

  • 生活基盤の提供
  • 円滑な社会復帰のための指導や援助
  • 自立に向けた指導や援助
  • 入所者の特性に応じた専門的な処遇

最後に挙げた処遇について、更生保護施設に入所する人の中には飲酒や薬物へ依存の問題を抱えていたり、対人関係をうまく築くことができなかったりなど、社会生活上の問題を抱えている人が少なくありません。

更生保護施設では、入所者がこうした問題を解決して社会生活に適応するための専門的な処遇を行っています。

更生保護施設の数は少ない

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法務省が、国内の更生保護施設の数を令和3年1月1日現在のデータとして公開しています。日本には全国に103の更生保護施設が存在し、収容定員は合計で2,402人となります。

堀江氏はこの数を「少ない」と評価しており、後述する寄付の動機へと繋がっています。

「再犯を減らしたい」ホリエモンの寄付への思い

堀江氏は2019年8月23日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)にて更生保護施設について語っており「全国には100カ所ぐらいしかなくて、キャパが全然足りない」とその問題点を指摘しています。

「だから刑務所ってほとんどが再犯なんです。(出所者の)50%が再犯するって言われているので、再犯を減らすことができると犯罪は減るんです」と再犯を減らすことの重要性を説いています。

「出所者が再び犯罪を起こさないようにすることが大事。偏見をできるだけ少なくして

出所者を社会が受け入れ、再犯を減らすことが絶対世の中のためになる」と語り、堀江氏は再犯を防ぐために更生保護施設が有意であると主張しています。自身が服役していた過去を持つ堀江氏ならではの観点で、世の中をより良くするべく動きを見せています。

その他のホリエモンによる寄付

ロケット開発や宇宙関連事業などの出資が話題となりがちな堀江氏ですが、更生保護施設以外にも寄付を行っています。2022年5月18日には、堀江氏が「一般財団法人神山まるごと高専設立準備財団」に寄付を行った旨をTwitterに投稿しています。

「一般財団法人神山まるごと高専設立準備財団」はその名の通り「神山まるごと高専」という学校法人を2023年4月に開校することを目的とした団体です。

時折見せる荒い口調などで堀江氏に尖った印象を持つ方は少なくないかもしれませんが、同氏が世の中のためになることを考えて寄付していることを知っている方は少ないのではないでしょうか。

堀江氏の今後の動向も要チェックです。